京都本店 マエサキでございます。
シサムコウボウ・vote forでは毎年5月一ヶ月間を
「フェアトレード月間」としています。

皆さまにとって、フェアトレードが、より身近なものと感じて頂けるように、
そして、持続可能な社会を作っていくために
一人ずつが参加できるものと感じて頂けるように…
シサムのフェアトレードパートナーが行っている
人や、社会、地球のためのアクションを
連載ブログで紹介していきます。
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フェアトレード月間2020
特別連載ブログ
– Step in- フェアトレードで叶えるSDGs
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□SDGs(エスディージーズ)とは、
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、
2015年の国連サミットで採択された、世界共通の目標です。
世界で起きている様々な問題を背景に
地球上で誰ひとり取り残さないことを誓い、
2030年までの達成を目指して、17の目標が掲げられています。

前回までのブログ
今回の「Step in」は2つ!
このブログに副題をつけるならば、
「実は、こんな生活サポートもしてます」
と題したくなるような内容です。
『 Mitra Bali 』
×
『 Noah’s Ark 』
×
インドネシアのMitra Baliも、
インドのNoah’s Arkも、
伝統的な技術を持つ職人たちを、
悪徳な中間業者が買い叩く、
という状況を打破するために、設立された団体。
職人たちにただ正当な利益を与えるだけが
この団体の役割ではありません。
しっかり、一人の人として社会に貢献する、
経済的自立の支援をする。
ただ金銭のやりとりのみで築かれた関係ではなく、
しっかり生活もサポートしていくことで、
お互いがよりよい関係へと発展していきます。
Mitra Baliでは、
専属デザイナーによる商品開発や、
経営指導なども行うことで、
悪徳な中間業者を介さずとも
経済的自立のできる支援を行っています。
そして、健康管理や安全管理をすることで
しっかりと働く環境をサポート!体が資本ですね。
安心、安全に働くことに取り組む環境づくりをしています。
- 健康診断開催の様子 -
(MitraBali Facebookから)
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インドで問題視されている児童労働。
そんな状況も改善すべく、Noah’s Arkでは、
生産者やその子ども達、
スタッフに対する教育面でのサポートをしたり
学費を払えない子ども達向けの
無料の学校を運営したりしています。
(なんと、日々約220人の子どもたちが教育を受けています!)
また、その学校の建物を使って、
子どもたちへの医療キャンプを開催するなど、
貧しい家庭に属する人たちの
心と体の健やかな成長を助け、
これからの未来を生きていく力をサポートしています。
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そして、他にも団体の中ではたくさんのアクションを起こしています。
例えば、今回ご紹介した、『Noah’s Ark』は他にも、
8個のSDGsの目標に関係するアクションを行っています。
フェアトレード月間 連載ブログ「Step in」、
次回は神戸岡本店へバトンタッチします!
京都本店 マエサキ