こんにちは、なんばCITY店のナカイです。

現在、シサム工房の全てのお店が臨時休業、

そして、アジアのほぼすべての生産者たちの活動が停止しています。

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フェアトレードパートナーである生産者たちは、そのほとんどが都市部の貧しい人たち。

政府のサポートがほぼ期待できない状況で、生産活動が止まり、

厳しい状況、悲痛な声が日々入ってきています。

そんな中、スタッフの発案でスタートした

【シサム未来チケット】

詳しくはこちら

>>sisam未来チケット販売のお知らせ<<

既にたくさんの方に、あたたかいメッセージと供にご購入頂いていて

スタッフ一同、涙が出る思いです…。

本当に、本当にありがとうございます。

生産者を気遣ってくださるメッセージも多数お寄せ頂いているので

今回のブログは、シサムのフェアトレードパートナーの近況をお伝え致します。

 

□ 健康状態 □

全生産者、健康状態は良好です

□ ロックダウンの地域 □

ネパール全土、インド全土、バングラデシュ全土、フィリピン全土

□外出自粛要請のある地域□

インドネシア・バリ、タイ

□NGOのオフィス・工房・ショップ□

ほとんどが閉鎖、一部は極 最小限の人数での運営をしています。

NGOのスタッフが生産者の自宅に生産の為の材料を運搬をして、

材料の限り生産を継続している団体もありますが、

物流が止まり材料が手に入らないことや、

作る商品によっては生産者がミシンを持っていないと出来ないものもあり

生産が手詰まりの団体がほとんどです。

それでも、食料品など救援物資の運搬や、

20秒手洗いや、ソーシャルディスタンスなどの衛生指導、

生産再開できた時にスムーズに動けるようテレワークでの勤務

いざという時の為の送金システムの準備など…

地域によっても出来ることに差はありますが、

NGOのスタッフは、生産者が困窮しないように、なにが出来るか常に考え行動しています。

(インド・ラクノーの様子。Kalatmakのお洋服を縫製したり、

刺繍したものを集荷したり、検品したりしていた場所の近く。

いつもなら、人と車と物売りの喧騒でごった返している道も人影すらありません。)

また、地域での助け合いで、何とか皆で乗り切ろうという動きも見られます。

ネパールでは、フェアトレード団体同士の横の繋がりが強く 頻繁に連絡を取り合っていたり

インドでは、国内で爆発的に高まっている、マスク需要に応える為、可能な団体は生産しています。

しかしながら、すべての地域で行政によるサポートが乏しく、

零細生産者たちの状態は状況が長引くにつれ悪化し、

すべての生産者から、販売の継続と次の注文への心からの祈りが届けられています。

(各団体毎の詳しい近況はこちら→■■

 

そして、そんな最中でも、パートナーであるシサム工房のスタッフや、

日本のお客様の健康と安全を気遣うメッセージも送ってくれる生産者たち。

遠い場所にいても本当に隣人(シサム)なんだとつくづく感じます。

シサム工房が「フェアトレードの現場」をこれからも支え続けられるように、

お客様やシサムのスタッフが、生産者と隣人であり続けられるように…。

コロナで未来を絶やない!フェアトレードな未来を応援してください。

お力になってくださるという方、どうぞご協力お願い致します。

シサム未来チケット購入はコチラ→■■

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販売期間:5月17日(日) まで オンラインストアにて販売

チケット発送期間:2020年6月1日以降、順次発送

利用期限:チケット到着後~2021年6月30日まで

利用可能店舗:シサムコウボウ、vote for  全実店舗

また、皆さまの笑顔を生産者に届けられる日を願って。

なんばCITY店 店長 ナカイ