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こんにちは。 堀江店 店長のタケダです。
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ホリエツアー第7弾
今日はタケダの旅話にお付き合いください◎
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先日お休みをいただいて 初めての!海外へ飛び立ってきました。
スタッフやお客様から 海外での旅話をたーくさん聞かせてもらって
うずうずわくわく、、念願のユーラシア大陸 進出です。
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旅のお供は堀江店スタッフから餞別に、ともらった パレットとスケッチブック。
カバンに忍ばせてカンボジアとタイに行ってきました◎
その中でもカンボジアのお話を。
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私が行ったところは シェムリアップ空港から車で1時間ほどの
IkTT クメール伝統織物研究所という所。
アンコールワットはあっちだよ〜と言う案内をしてもらい
行った先は
日本人の森本さんという方と現地の人たちで作った伝統の森です。
染物、織物が大好きな私と相方は
カンボジアの伝統の織物、クメール織が 作られている森へとやってきました。
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内戦が少し前まで続いていたカンボジアでは
このクメール織がなくなってしまう危機にさらされてしまっていたのです。
その伝統を途絶えさせないためにできた森が 私が訪れた場所。
森ではだいたい200人くらいの人たちが生活していて
高床式のお家の一階には織り機、その周りには染め場、
染料にもなるたくさんの植物
蚕を育てる場所
自分たちで育てている野菜
牛、ニワトリ、犬
おーきな自然の中で ハンモックで揺られて お昼寝している子供たち
みんなが自由に、きままに 太陽と一緒に動く暮らしがありました。
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お母さんたちの織の技術は ずーっと見ていても全然、全然飽きない。
その中でも 括り (くくり)という糸を染める前の技法を している熟練の括り手さん。
染めない部分をバナナの薄皮で括っていくのです。
図案はなく、模様を頭に描きながら括っていく姿は
頭の中を想像するだけで煙が出そうでした。
最近目が悪くなってきて、 メガネを買ってもらったそう。
すごくよく見える!!!と、 さらに技術が向上したんだとか。
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子供たちも仕事をしているお母さんのそばで いろんな遊びをしています。
お昼ご飯を食べ終えると ハンモックに横になり大人も子供もお昼寝。
そしてリフレッシュして また午後からの仕事が始まるのです。
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この森で育ったライムを使って 絞り染をさせてもらいました。
発酵しているのでかなり臭いがきつく、
くさーい!!!という反応に
そうだろー、くさいだろー。と 誇らしげに立つお母さん。
染めているときにお母さんと私の腕の色が違いすぎて
何て白い腕なの!!ワーォ!! と、笑いあったり。
私が履いて行ったシサムの ワイドサルエルパンツを見て
その形とーってもナイスねー。と、森の人気者になりました。
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心が温かくて強くて。
カンボジアの人たちが大好きになりました。
お母さんが仕事をしている隣で 子供達が寝て遊んで。
太陽が沈むとちょっとだけ光を照らして みんなで食事をして。
飛んできた鳥たちにご飯を分けて 犬や牛ともご飯を食べて。
また太陽が出始めたらニワトリが鳴いて
朝ごはんの湯気が ポツポツと立ち始める。
きっと森の人たちには 当たり前の生活なんだろうけど 私には特別で、
憧れの時間でした。
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シサムの服を作ってくれている人たちは
どんな暮らしをしてるのかな、、と 思いを馳せた、初めての海外旅行でした。
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堀江店2階ではGallery 開催中!
春の堀江、桜がどんどん咲いてきていますよ!
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堀江店 店長 タケダ