シサム工房のフェアトレード月間。
今月はシサムのスタッフの想い@フェアトレード のブログを数珠つなぎ!
フェアトレードって 一言では言い切れない、それぞれの想いを数珠のように繋いでいく企画です。
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浜口さんからバトンを受け取りました、22番手、Online store のホソヤです。
仕事は・・・ホームページに関わることをしています。
まずは 私が シサム工房 = フェアトレードのお店 と認識するまでの道のりをご紹介。
□ シサム工房を知ったのはおよそ10年前。日本の文化と環境負荷の軽減という観点で関わっていたNPO活動からの関連で知りました(ただしフェアトレードのお店とはその後も知りませんでした ← 知った時から良い感じのお店だなぁとは思ってましたよ)。
□ 環境系の会社へ就職した人たちで作った環境について考えるグループに参加してフェアトレードを初めて知りました(様々な観点から環境を考えてみるとフェアトレードという言葉にも必ず出会いました)。
□ 市民メディアに勤務して 地球市民という言葉を知りました(まさに世界はみんな友達を実感)。
□ 京都に住み始めてからシサム工房がフェアトレードの商品を扱っているお店だと知りました(関西はまだ住んで短いので・・・ごめんなさい)。
「あれっ シサム工房はフェアトレードのお店だったんだ」という感じで10年近く経過して気づきました。
長い年月を要した甲斐?だけありまして、私にとっては自然な形でフェアトレードという概念・イメージ・雰囲気を無理のない感覚で認識してきたようです。その中で、フェアトレードという言葉がしっくりするようになったキーワードは「地球市民」でした。
私は日本の伝統文化がとても好きなので、目に入ってくるものが全て日本製の古いものが多かったのです。
もちろん世界の伝統文化も存続していって欲しいとは考えていましたが、生活することもままならない為にそれぞれの国の伝統文化を引き継いで行くのが難しい状況になるとは考えておりませんでした。
地球単位で文化を考えてみると、人類みんなで一緒に考えてそれぞれの文化を次代に伝えて行く為に一緒に知恵を出し合い、協力して行こうというとても単純で明快なことに気づいたのでした。フェアトレードは地球に住んでいる人にとって自然な事だったのですね。
そんなフェアトレードを認識しているのと同時に私は学生時代から「まちづくり」に携わっていました。
まちには様々な考えの方がいます。東に行きたいと言っているのに、絶対西のほうが良いと間逆のことを言われたりもします。
しかし、その方々に自分のやってみたいという思いがしっかり伝わった時に相手との相乗効果で自分の想像以上のモノゴトが出来上がって行く素晴らしさと面白さを肌で感じ取る事が出来ました。
同時に自分だけで物事を行う事がどれだけ簡単であるかも理解しました。
そして、自分だけで頑張って作り上げた物事よりも、皆で共通の思いで作りあげたものがどれだけ永続性もあり、楽しくて素晴らしいものになるかを実感しました。
人間だけが、唯一 他者の心の痛みを感じとる事が可能な脳の構造を持っていると聞いた事があります。
もしもそれが本当であれば、ヒトはもっともっと地球を次代の人たちにとって良い方向へ進めていけるはずです。
人類みんなが一斉にフェアトレードに関する事柄を半歩でも進めていったら、世界は何かがガラッと変わるかもしれませんね。自分が考えている事が相手に伝わって同じ方向に歩けたら、ちょっと楽しそうですね。
たくさんの方が半歩でも進むことが出来るように、フェアトレードに付帯する何かのきっかけづくりを考えながら、自分自身もゆっくりと進んでいきたいと思います。
とりあえず子どもたちには優しい地球になっていったらいいなと切に願います。
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