シサム工房のフェアトレード月間。
今年はシサムのスタッフの思い@フェアトレードのブログを数珠つなぎ!
フェアトレードって一言では言い切れない、それぞれの思いを数珠のように繋い
でいく企画です。
 
 
 
 
こんにちは、ブログリレーのバトン受け取りました!
神戸岡本店フシノです。
 
 

私とフェアトレード。
この関係を説明する時に、外す事ができないのが「シサム工房」です。

まさに、フェアトレードという言葉と意味を知ったきっかけは、シサムで買い物をした事でした。
買った商品と一緒に入っているわかりやすい文章とイラストで書かれていたフェアトレード物語。
すうっと頭に入ってきて、そして心に残りました。
 
 
 
 
それから数年後、私はシサム工房岡本店にいます。
日々、フェアトレードを広げたりお伝えしたりしてるわけですがたまにふと
「ここでいいのか?」と思うことがあります。
今までよりも、フェアトレードの生産者の現状を知っていくうちに
居てもたってもいられない、でもはっきりと○○したい!という感情ではなく、
困ったことに、もやもやとした自分でも掴みどころのないものです。
 
 
ある日、近くでフェアトレードのカフェをしているオーナーさんに言われました。
「販売員がいなくちゃ商品は売れないんやで。大切なFT商品の窓口。
だから今の仕事は自信もってもいいと思うな。」
この言葉ですごく肩に力が入っていたものがストンと降りた気がしました。
 
また、過去に一度だけ行ったインドで自分の目で様々な風景、町、人を見て、
聞いて、しゃべりました。
ガンジス河のほとりで、一人、「知る」という事の大切さに気付き必死にメモを取りました。
 
今、誰かの為に直接なにかできなくても、知るという行為は無駄ではないんじゃあ
ないかと思います。フェアトレードの言葉を知った、10代の大学生が、将来
フェアトレードの商品を広めるお店で働く日もくるのです。
お客様にもっともっとフェアトレードを知ってもらいたい。
商品を作っている第3世界の事を知ってもらいたい。
そう強く思いながら、日々 店頭に立っています。
 
 
100517_152202
 
 
 

 

 

 
 
 
 

おっと 柄にもなく、まじめ~~な文章を書いてしまいましたー。
最近、山々が新緑に溢れていて眩しいです。新緑の色、大好きです。
好きすぎて山に手招きされている幻覚まで見えます。

 
 
 
神戸岡本店 フシノ