インドの中でも最も貧しい州のひとつといわれるビハール州の、スジャータ村で素敵な素敵なアートフェスティバルが開催されます。
その名も、「ウォール・アート・フェスティバル・イン・ニランジャナスクール」。
2010年2月20日~22日の3日間にわたって行われる芸術祭で、学校の白い壁に、今注目されている日本人・インド人、ふたりのアーティストが壁画を描きます!
参加アーティストは日本からは、淺井裕介さん。
独特のやさしく美しい表情の植物や動物を表現される、今注目のアーティスト。
はじめて見たときはぞくっと鳥肌がたちました。壮大な作品の数々。。真ん中にたっている子どもと比べても分かる迫力。(群馬県立近代美術館「まいにち、アート!!」展・縦約7.5m×横約22m作品より)
インドからはスリージャタ・ロイさん。
→「パブリック・アート」をテーマにされているそうで、写真の作品はインド・デリーの荒れた公園に、子どもたちと一緒に描いたものだそうです!(The Park at Dakshinpurより)
スジャータ村の子どもたちと壁に描くことを楽しみにされているそうです!
画材は、その土地の土や牛の糞のゴーバルなど。
このフェスティバルでは、子どもたちもいっしょに描くのだとか・・!
実際に私も現地にいった時に感じたことのひとつが、子どもたちが芸術に触れ合う機会がほとんどないということでした。教科書に描かれている花や動物の絵を一生懸命に写していたり。。
でも、絵を描いたり、歌を歌ったりするのが大好き。
このフェスティバルを通して子どもたちには、芸術の面だけでなく、たくさんの得るものがある思います。みんなでひとつのフェスティバルを達成する楽しさ、プロの仕事を見て学ぶこと、たくさんたくさん学んでほしい!
そして、この村に住んでいる子どもたちのこと、村の人たちのことを知ってもらえますように!
ウォールアートフェスティバルの詳細は、オフィシャル・ウェブサイトをご覧下さい。
http://wafes.net/
※シサム工房は、このフェスティバルの協賛企業となっております。
六角通り店 ヒロナカ