こんにちは、大阪・堀江店のマツオです。
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サイコロ企画 「Kalatmak ダブルガーゼシリーズ」
3月1日(土)~13日(木)まで!!
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サイコロ企画とは→こちら
さてさて~今年第二弾のサイコロ企画対象品は・・・ !
ふんわり肌触り!!ダブルガーゼシリーズ!
ふんわり肌触りと美しい手刺繍がオススメポイント!
「CHIKAN刺繍」と呼ばれる繊細で美しい刺繍
背中も華やかに
手刺繍ポッケに何を入れよう。。。 ♪
3月のサイコロ企画のこちらのアイテムは、
インドのNGO団体「Kalatmak(カラティマク)」で作られています。
今回は、生産者の背景をクローズアップ!したいと思います。
◎カラティマクが活動する「インド中北部のウッタルプラデシュ州」について◎
乾季には、日中45度を越す猛暑の地方です。
日本の人口をはるかに超す1億9千万人の人が暮らす巨大なこの州は、
周辺国との豊かな歴史的交流を持ち、多彩な民族と宗教、文化に恵まれた土地です。
しかし、同時に、人口の35%が一日1ドル以下で生活をしている
いわゆる貧困ライン以下にあると言われています。
◎NGO団体カラティマクの役割◎
最初に写真でもご覧いただいた通り、この土地の女性は美しい刺繍技術が得意!
カラティマクは、その土地で継承されてきた素晴らしい手工芸の伝統を活かし、
小規模生産者の生活向上に取り組んでいます。
生産者を「アーティザン(技術を持った職人)」として組織化することで、
医療保険や生命保険、中等教育までの学費免除など、
中央政府の援助を、村人たちが受けられるようにするなどの支援を進めています。
こちらがアーティザンカードを実際に手にされている姿です。
◎カラティマクで働く女性メンバーのくらし◎
カラティマクの女性メンバーたちが暮らすのは、
州都ラクノーから車で2時間ほどマンゴー並木の田舎道をひた走った果てにある村々です。
乾いた土地に適した泥の住居に暮らしながら、農業を営んでいます。
一見のどかな田舎の村も、近年、不安定な農業を捨て、都市への出稼ぎが後を絶ちません。
また、その封建的な男性優位の昔ながらの農村社会の中では、女性たちは、現金収入とは無縁でした。
そんな中、2人の社会起業家の働きによる、運命の出会い!
女性達が母から娘へと受け継いできた刺繍文化と 「フェアトレード」が出会いました!
彼女達は今、「アーティザン (芸術的専門職業人・職人)」として、生き生きと活躍し
自らの経済的自立と、伝統刺繍を世界に広めるという目標のために、刺繍の腕を磨いています。
◎生産者のことば◎
【カラティマクで生産担当の監督を務める男性Khalid(カリッド)さん】
女性は新しいこと、技術習得への意欲が男性より非常に高く、素直に指導を聞き入れ吸収も速い。
女性に何かを教えるということは、その家族や子供にも教えるということ。
なぜなら女性はその技術や知識を子供たちに伝授していくからです。
ただ今の問題は女性が自ら仕事をすると意志を表示し、一人で立ち上がれないこと。
カラティマク手工芸自助財団は、女性が持つ才能や能力を自覚させ、
さらに自信をつけてもらうことを目標としています。
常に彼女達と一緒にいて手を引いてサポートしてあげることはできないのです。
こちらがカリッドさんです。
「女性に何かを教えるということは、その家族や子供にも教えるということ。」
このカリッドさんの言葉はなんだかマツオの心に響きました。。。
つづいて 【 現場を全行程把握している20代の女性Eram(イラム)さん】
5人姉妹の末っ子です。
3か月の時にお父さんが亡くなって以来、お母さんが女で一つで育ててくれました。
お母さんは、縫製の仕事をしていました。
ムスリムの女性にとって外に働きに出て、家計を背負うということは、すごく珍しいこと。
お母さんは今もう目が悪くなってきて、女性向の縫製の先生をしていますが、
お母さんの姿をみて育ったからこそ、その姿勢を目標にしたいです。
副代表ヒトミ(左)、商品部スガノ(中央)、カリッドさんと
打ち合わせをするイラムさん(右)。
みんな真剣なまなざしです。
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サイコロ企画 「Kalatmak ダブルガーゼシリーズ」
3月1日(土)~13日(木)まで!!
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是非この機会に、生産者の暮らしの風景を思い描きながら、
お気に入り、ダブルガーゼアイテムをみつけてみてくださいね。
ご来店を心よりお待ちしています。
大阪・堀江店 マツオ