ランタンといえば・・・ かつて私がフィリピンの田舎に住んでいたころ、現地に住む人々が日常的に使っていました。夜になるとどこからともなくオイルの独特の香りが漂ってきます。満天の星空の下、遠浅の海で子供たちがランタンを片手に食用の貝を探していました。大人の男の人たちは、週末ともなると真っ暗闇の中、ランタンの明かりが灯された家の軒下に集まり椰子からできたお酒を飲み、にぎやかな夜更けを楽しんでいました。
ランタンの明かりは私にとって思い出深い、優しい光です。
あぁ～懐かしいなぁ～。あの人たちは元気かなぁ～。また会いたいなぁ～。
はるばる京都店にやってきたインドのランタンもきっと、こうして人々の暮らしを眺め、長い長い時の流れを刻んできたんでしょうね。ぜひそっと手にとって見てください。あったかぁーい何かを感じさせてくれますよ。
京都本店 ひろせ
