みなさま、
新年あけましておめでとうございます!
堀江店のサタケです。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します!
さて、新春といわれるこの時期は
お財布が春(=張る)と言われ、お財布を新しくするのに、縁起のいい時期と言われていますね。
そこで、今回は堀江店で取り扱っている、お財布のものがたりをお届けしたいと思います!
まずは、FEED BAG(フィードバッグ)さんのお財布。
こちらは、兵庫県・豊岡市の鞄職人さんがつくってくださっています。
肌がきめ細かい最高級のスペイン牛のレザーを使い、ひとつひとつ手作りしています。
素材の革が仕上がるまでに、なんと3か月かかるとのこと!
そして皮から革へとなめされた後、手作業でオイルを塗りこんでいくのですが、
塗りこんだ後が本当に大変な作業!
男性二人がかりで、革の端々を持ち、ねじって、何度も何度も絞り、仕上げていきます。
ひとつの財布が出来上がるのに、素材の革から、染色、裁断、縫製合わせて
30人近くの方が携わり、60ものパーツを使って作られているんだそうです!
ボストンバッグ4つ作るのと同等の時間と労力がかかっているとのこと。
本当に手間暇かけて作られているんですね。
FEED BAGさんのサタケおすすめポイントは、
外側の色とおなじ色の革を、お財布の内側のパーツにも
さりげなく使っているところ!
こういう小さなこだわり、さすが鞄職人さんだなーと思います。
続いて、シサムオリジナルの革シリーズ、ARTISAN(アーティザン)。
ARTISANは、
インドで伝統的な道具と地域で採れる天然の材料を使って、丹念に作られています。
職人たちは村々を回り、自然死した家畜(水牛、牛、山羊など)の皮を集めて作ります。
つまり、革製品のために飼育された動物ではなく、
一生を全うした動物の革を使用しているんです。
動物たちの第二の人生なんです!
昔ながらの自然由来のタンニンでなめされた革の表面には、
動物たちが生きていた間についた傷や汚れ、しわなどが、
そのまま残り、一つ一つ表情が異なっているのもARTISANの魅力のひとつ。
ARTISANの、サタケおすすめポイントは、この ステッチ!
私自身、たまに革で小物を作るんですが、柔らかい糸を使うのでさえ、
時間も体力もいるとっても大変な作業を、革でしているなんて、
これは本当に技術と忍耐力のいるすごいポイントなんです!
んーー、かっこいいです。
そして最後は、leatheria(レザリア)のお財布。
東京産のピッグスキン、つまり豚の革を使ってできたお財布たちです。
こちらのお財布の特徴は、製品染という手法を使っていることです。
製品染とは、従来のレザーアイテムは、製品になる前の段階で染めるのに対し、
製品として形を成してから染め上げる手法なんです。
お財布の形になってから染め上げるので、ステッチや裏地に至る隅々まできれいに染まっています。
そして、製品染を施した後、職人さんにより、ひとつひとつ手作業で磨かれていきます。
サタケおすすめポイントは、カード入れのこの曲線。
まっすぐでなく、均一でもない。製品染をしているので、端々まで色が染みています。
この無骨さもかっこいいです。
コインケースもありますよ◎
いかがでしたか?
毎日使うものだからこそ、お気に入りを持ちたいですよね!
せっかく買い替えるなら、縁起のいいこの時期に!
ぜひ、お店に見にいらしてください◎
お待ちしていまーす♪
堀江店 サタケ