こんにちは。
京都・裏寺通り店 ミヤギです。
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全て手作りで、ストーリーがあって、
心がほっと温かくなる器や編み物やラリーキルトたち。
裏寺通り店のギャラリースペースが、色で溢れています☀
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『ネパール・ドダウリキルト×ワークセンターとよなか』
@シサムコウボウ 京都・裏寺通り店 ギャラリースペース
2020/10/21(水)~11/3(火)
11:30~20:00 ※最終日のみ 18:00まで
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今回のギャラリーの中心人物は、ナカゾノさん。
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ナカゾノさんは以前からフィリピンでのキルトづくりに関係されていて、
縁あってネパール・ドダウリ村での
キルト作りに携わられるようになりました。
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ネパール東部のドダウリ村で、住民の女性達がひとつづつ
キルト作品をデザイン・手作りしています。
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クッションカバーや、バッグや、大きなラリーキルトなど
種類が豊富に届いています。
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ギャラリースペースの壁を覆いつくすほどの大きさの
こちらラリーキルトは、作るのに2か月もかかるのだそう。
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大きなラリーキルトの作者は、
カレンダーの表紙に写っているリタさん♪
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ドダウリキルトから始まった、ナカゾノさんとネパールの関係。
2015年のネパール大地震をきっかけに、
現地の女性たちの生活を守るため、ネパール各地の
手作り品を取り扱うようになったそうです。
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ぽかぽかウールの帽子や手袋、レッグウォーマー。
ファルシドール村の女性たちが、手編みをしています。
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地震で沢山の建物が倒れ、被害を受けたファルシドール村。
村を立て直すために女性たちが学び始めたのは編み物でした。
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編みながらデザインを決めていくので、まったく同じものは
ありません。すべてが一点もの!
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ファルシドール村の語源が、ものすごくかわいいのです。
ファルシはカボチャ、
ドールは小道。
ファルシドール村の名産はカボチャ、そして
手編みの帽子にはカボチャの刺繍が入っていますよ♪
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ファルシドール村の再建は、現在半分ほど進んでいるそうです。
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こちらはフェルトの鍋敷きとコースター。
震源地であるゴルカ村の女性たちが手作りされています。
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バス―さんという青年が日本でお仕事をして、
稼いだお金を村に贈られています。
そのお金を使ってゴルカ村の女性をネパールの首都カトマンズに派遣し
フェルトを使った作品制作を学ばせているのだそう。
そうすることによって、ゴルカ村にフェルト工場を作り
地震から村を立ち直らせるのがバス―さんの夢。
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フェルト玉のひとつひとつに、
復興への想いが詰まっているのですね。
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そしてこちらは、シサムコウボウ・vote forでご覧になった方も
多いはず、ポカラのポーチです!
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届いたアイテムは全て、糸の染織、織り、デザインまで手作りの為
個性たっぷり!色の組み合わせもどれひとつとして
同じものはありません。
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作り手の現場は大阪・とよなかに移ります。
ワークセンターとよなかの、アート班の方々が手作りされています。
てびねりの、いびつだけど素朴で温かみのある器に描かれているのは、
王子様と様々なシーンの情景。
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絵本と照らし合わせながら器を見るのも、楽しみの一つです。
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王子様とバラの花。
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アート班の方は、スケッチブックに下書きをしてから、
陶器に本番を描きます。
その日の気分や、下書きや、いろんなことがあるので
一枚の絵を完成させるのに2日かかったりすることもあるそう。
一枚一枚、心を込めて、描かれているのです。
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王子様シリーズ意外にも、著名人シリーズ、
世界の国々シリーズ、日本のおもちゃ、
おにぎりまで、思わず笑顔になってしまうような
器がそろっています。
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食卓だけにではなく、大事なもの入れにもしたいです。
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ナカゾノさんは、器の売上の一部を使って絵本を買い
ネパールの小学校に贈られるそうです。
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全てがネパールと繋がっている、今回のギャラリー。
載せきれないほど沢山のアイテムがそろっていて、
そのひとつひとつに想いが詰まっているのだから、
圧巻です。
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ナカゾノさんは、いろんな時間に
ふらりとお店に立ち寄られるので、
もしかすると会っていただけるかもしれません。
ネパールのあれやこれや、村の人たちのこと、
沢山のお話が聞けるはずです(^^)
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『ネパール・ドダウリキルト×ワークセンターとよなか』
@シサムコウボウ 京都・裏寺通り店 ギャラリースペース
2020/10/21(水)~11/3(火)
11:30~20:00 ※最終日のみ 18:00まで
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作品は全て一点ものです。
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