こんにちは。
堀江店のサタケです。
今回のものがたりブログは、
今月、10周年を迎える堀江店について書きたいと思います。
私も知らない10年前の堀江店。
どんな10年だったのでしょう。
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2002年11月30日、
シサム工房2号店として、大阪の繁華街へ出店。
開店作業も慣れない中、動けるスタッフも少なく、
準備がぎりぎりまで切羽詰っていたのだそうです。
内装に多用した古材の多くは、
シサムスタッフで洗ったり、磨いたりして搬入したもので、
今年のリニューアル後も存在感を残している、
天井近くに這わせた丸太の梁は、
淡路島の古民家で使用していたものなんだとか!
この梁、かっこいいとよく褒めていただいています!
そして、リニューアル前に来ていただいたことのある方なら見たことがあると思います。
竹が格子状になっていた壁。
これは、伝統的に土壁の地として使われる竹小舞をそのまま使用したものだったんです!
この壁ください!と言われたこともある人気の壁でしたねー。
そして、リニューアル前、
こちらもよく素敵と褒めていただいていた、入り口の大きな古門。
これは、インドネシアのマドゥラ島の大きな古門を、
一度ばらしてコンテナにのせて、また現場で組んでもらったものだそうです!
遠い異国の地から、堀江店で新たな門としてがんばってくれていたんですね!
リニューアル後は、またばらして、今はシサムの倉庫でお休み中。
そして堀江店といえば、2階ですよね!
この2階ができたのには理由があったそう。
もともとは、
フローリング材の倉庫だっただけに、
天井がすごく高かったため、
部分的に2階を作るアイディアが生まれたんだそうです!
居心地よくてずっといたいですーと言って頂けている2階には、
そんな誕生秘話があったんですね。
時には、ワークショップの会場としても大活躍します!
そして、リニューアル後も健在の、
2階へあがる階段は、スマトラ島の高床式住居で使われていたものなんです!
長い年月を経ても、今なおしっかりとした佇まいで、
みなさんを2階へ案内してくれています。
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開店から3周年を迎えた年の年末、
シサム男性陣で床古材や壁面古材の塗装塗りを実施。
商品や什器をすべて端に寄せながらの大がかりな作業だったんだそう。
6周年を迎えたお正月には、
またまたシサム男性陣で今度はお店の入口正面を白色壁に左官塗り。
何度も、たくさんの人の手を加えながら
大切に守ってきているんですね。
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そして、今年の4月、リニューアル!
京都・裏寺通り店も担当していただいた建築家・森田徹さんに設計していただき、
10周年を目前にリニューアルを決意。
NEW!堀江店のエントランスや店内階段部分で使用した古い大谷石が
経年変化でこれからさらに落ち着いた雰囲気になっていくのだそうです。
そして!堀江店名物の2階は、
リニューアルを機に、ガラッとイメージチェンジ!
代表ミズノが森田さんとの打ち合わせ中に発案し、
フランスの色見本帳から色を選択。
鮮やかな色合いが、とっても新鮮です!
それから、
目の前の堀江公園とお店がまるで一続きになっているような、エントランスの花壇。
この花壇には、京都の鴨川の石や、インドネシアの石臼、
ランプシェードのフレームなどを埋め込んでいるんです!
さらに、
堀江店エントランスは、3年計画が始動中なんです!
花壇中央あたりにある、ホワイトプリンセスという植物。
今年5月には小さな苗だったのが、もう入口のパーゴラに届いています!
3年計画は、
まず1年目はパーゴラに届き、這い上がる。
2年目は、パーゴラの端まで届き、
3年目には、幸せ感いっぱいのエントランスで、白くて小さな花がアクセントの
緑屋根の下を通って入店できるようになるんです!
3年計画、必ずや成功させるべく、日々お世話しております!
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10年、という節目の年を迎える堀江店。
これまでに本当にたくさんの方に足を運んでいただき、
数えきれないほどの素敵な出会いがありました。
本当に、本当にありがとうございます!
そして、これからもこの場所で、みなさんとたくさんの笑顔に出会えることを
とっても楽しみにしています!!
感謝の気持ちを込めて、
来る、10周年の日には楽しんでいただけるイベントをご用意しています!
詳しくはコチラ
ぜひぜひ、これからもよろしくお願いいたします!!
堀江店 サタケ