こんにちはー! 堀江店のサタケです!
ものがたりブログ 第2弾は、先日のブログでも入荷のお知らせをしました、
カンタショールについてです!
※入荷ブログはコチラ
こちらのカンタショールは、
素材はすべてシルクのオールドサリーを2枚縫い合わせ、
布全面に、女性職人さんが手で刺し子(カンタ)を施したもの。
とても細かく、時間と手間のかかる作業なんです、、、!
オールドサリーとは、未使用または一度きりの使用で保管されてきた生地のことです。
古布ですが、刺し子をすることによって布がさらに活き活きとした表情になり、
新しく命を吹き込まれたように、また新たな魅力を持ったものとなります。
こんなに素敵なカンタショールを届けてくれているのは、
Sinduさんという、日本人の女性の方。
ご自身で実際にインドを歩き回り、ひとつひとつ買い付けてきているものばかり。
いまもインドへ出張中とのことで、今回入荷したものは、
インドから直送してくださいました!
届いた布を袋から出すと、
インドの香りがふわーっと広がり、
ついつい遠いインドの情景に思いを馳せてしまいます。
Sinduさん曰はく、
「砂漠には砂漠に映える色彩が人々の生活を彩るように、
山岳地方にはまた独特の色使い、模様があったりします。
民族や地域、歴史の違いがそれぞれの個性を反映し、
見事な手仕事の布を作り上げます。
町をひとつ訪れるごとに違った布に出会える楽しさは、
インドの旅の楽しさのひとつですね。」
なるほどー。。
たくさんの柄や色は、その土地土地で必要とされてきたものなんですね。
こんなに細やかな刺し子、、、私には到底できないです。。
縫い合わせている2枚の布も、
決して同じものはなく、世界にたった一枚しかないのも魅力です。
中にはパッチワークになっているものまで!贅沢です、、!
そして、実はこちらのSinduさんの刺し子シリーズには、
ラリーキルトという、大判の布もあるんです!
ラリーキルトとは、
砂漠の遊牧民の女性たちが制作する布で、家財道具にかけたり包んだり、
また敷物として使用したりする実用的な刺し子のパッチワークの布のことで、
“ラリー”の意味は、結び合わせるという意味があるそうです。
このラリーキルトも、裏表でまったく表情が違います!
つくる人によって選ばれる布と、刺し子を施す糸の色、
一点一点、それぞれが違う表情を持ち、世界にひとつだけのものばかり。
インドの女性たちにより、ひとつひとつ美しい手仕事が施された布たち、
その素晴らしい手仕事品を日本に届けてくださっている日本人の女性。
ぜひぜひ、お店で触れて、その美しい手仕事品と素敵なつながりを感じてみてください!
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お待ちしてます♪
堀江店 サタケ