今回のサイコロ企画の対象品、マハグチのお洋服たちは、
なんといっても、ネパールの女性たちが手織りで織ってくれた
生地が自慢です!
使い込むごとにくたくたに、肌触りが優しくなっていく生地は、
スタッフはもちろん、シサマーのみなさんにもファンはたくさん!!
そんな、味のある生地を作っているようすを、
なんと、先日ネパールに行った京都本店ヤマモトが
詳しくリポートしてくれました!
読んでるだけで、頭の中で布が織られていくようですよ!↓↓
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織の工房はMHの事務所から離れた
アシュラムの施設内にあります。
同じ工房内で、機織り機に設置する糸を
「かせ」に巻き取る作業も行われています。
以前は手車でひとつひとつ巻き取られていたけど、
今は手車に加えて、電動の巻き取り機が2台設置されていいます。
それによって一度にたくさんの糸を巻き取る事が可能になりました。
それでもネパールは電力供給の本当に乏しい国。
一日に10時間の停電など少ない方です。
停電時も蓄電機や発電機などで、電力を補う事ができても、
その予備電力にも限界があります。
やっぱり手動の機械の力だってとっても大切なんです!
写真の女性は自分の手と糸車を使って、みるみるうちに糸を巻いていました。ベテラン!
人力と電力をうまく融合させた仕事が行われていました。
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そして織の工程。
機織り機は6台。
先ほど巻き取った糸を設置して、
片手でそのかせを左右に動かす為にベルト(たずなのような)を引きます。
そうするとかせが左右に
ぴゅーんぴゅーんと力がかかって飛びます。
その作業は横糸を通す作業。
そして片手は通した横糸をカンカンっと木製の道具を使って詰めていきます。
(機織りで良く見る光景)
そして同時に足も動いています。
足を左右に動かす事で、縦糸を交互に横糸を通す為に立ちあがらせます。
布は一段、また一段、ゆっくり織りあがっていき、
機織り機の下のスペースに巻き取られていきます。
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糸が、ネパールの女性たちの巧みな動きで、
機織り機の中で、布に仕上がっていくようす・・・
想像しただけで神秘的ですね。
ヤマモトは、布ができていく光景は本当に美しく、
眼がしらがじーーーんとなるほど・・・。
ちょっとの布も無駄にはできない、と思ったそうです。
ほんと、いまこうやって着ているこの布が、
とっても愛おしく思えてきます。
みなさんも、ぜひその肌触り、実感してみてください!
堀江店 チバ
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