NEPAL出張報告②は、サナハスタカラに関わる人たちについて。
ネパールのフェアトレード団体『サナハスタカラ/Sana Hastakala』で感じたのは、”ホスピタリティ”。
みんなが家族のようで、あたたかい、そんな印象を受けました。
あたたかい、というのはただ優しいとかそういうのではなく、壁がないというか、お隣さん、というような感じです。
サナハスタカラを構成として大きくわけると
①サナハスタカラで働くスタッフ、②製品作りのリーダー(サンプルを作ったり、出来上がったものをチェックするリーダー的存在)、③リーダーから教えてもらった製品を実際に編む女性
に分けられます。
どのグループも、みんな勤続年数が10年、中には20年を越えるような人たちも多くいました。
出張中は、時間を見つけてインタビューをしました。
今回は、出来上がったニット製品をチェックするニット部門リーダーのコビタさんをピックアップしますね。
サナハスタカラでの勤続年数は??
- 6年です。
サナハスタカラ事務所から家までの通勤時間は?
- マイクロバスで50分、渋滞のときは1時間半~2時間かかるときもあります。
勤務時間と仕事の内容は?
- 日曜~金曜の10時~17時半、主な仕事はクオリティチェックと、商品を最終完成させること。
家族構成は?
- 夫、娘(10歳)の3人家族
サナハスタカラで働くようになってから何か変化したことは?
- サナハスタカラに入る前は、家で裁縫の仕事をして個人から仕事をもらっていた。サナハスタカラに入ってから、学んだことは新しいことばかりだった。一番嬉しいのは友達がたくさんできたこと!
一人娘さんにはどんな仕事についてもらいたいですか?
- とにかく娘に良い教育を与えたい。娘の夢はそれから!
日本のみなさんへメッセージを!
- Please give us continues work to us so that we can get good work in Sana Hastakala also.
we hope you are happy with our work!
(サナハスタカラでよい仕事をできるように、私たちへの継続的なお仕事依頼をよろしくお願いします。みなさんが私たちの作った製品を気にいってくださることを、心から望んでいます!)
とにかくいつも笑ってる、笑顔がとっても素敵な女性、コビタさんでした!
「たくさんの女性たちや他の生産者のサポートができることにやりがいを感じています。
海外からのサナハスタカラの商品の買い手や、いろんな人と会って働くのが好きです。
これまで、バングラデシュやインドや日本などへ行くチャンスも、いただきました。サナハスタカラにいなかったらありえないチャンスだったと思っています。
それに、みんなのことを家族のように思っています。」
と語ってくれました。
多くのメンバーが、最後には、「スタッフが家族みたい。」「友達がいっぱいできた」と言われていたのがとても印象的でした。
みんなほんとにいい笑顔でした。
NEPAL出張報告③へつづく・・・
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