12月に入り、あったかいニット衣料や帽子、手袋がかかせない季節がやってきました。
シサムでは、冬アイテムにかかせない重要パートナーがいます。シサムに詳しい方はご存じのはず!!
ネパールのフェアトレード団体 『 マハグチ/Mahaguthi 』と、『 サナハスタカラ/Sana Hastakala 』!
シサム工房では一年に数回にわたって現地のパートナーを訪ねていますが、先月11月頭にも、この2つの団体への出張がありました。
今回なんと、、
商品部のメンバーにくっついて、普段KUZUHA MALL店の店長 廣中が、このネパール出張に同行させていただきました!
今日から3日間、ネパールの出張報告と題しまして第5回でブログに掲載させていただきます。
みなさまに、ネパールの風を感じていただけますように・・・!!!
NEPAL出張報告① ~サナハスタカラ フェルト小物の現場編~
古くからシサムを知る人の中ではすっかりおなじみ、ネパールフェアトレード団体『サナハスタカラ/Sana Hastakala 』。
ネパール語で、「小さな手工芸」、という意味です。
シサム工房のスタッフの中では「サナ」という愛称で呼んでいます。
今回の出張中は、冬に大人気のカラフルでキュートな”フェルト”のアイテムを作ってくれいる生産者を訪ねました。
早速飛び込んできたのは、カラフルな羊毛!
太陽の光をあびながら、ずらりと並んでいました。
「うわ~~~っ!」とわくわくしていたところ、早速打合せがスタート。
普段お店の仕事が中心の私は、商品部の仕事の現場を見るのは初めて。
ここから、商品部のお仕事の大変さを知ることとなったのです。
まずは、フェルト小物のサンプルチェック。
商品部の吉田さんがサンプルで出来上がったサイズを量り、私が指示していた数字をチェックしていきました。
「(商品部吉田さん)鼻の高さ 0.5mm?」
「(私)いや、0.7mmです」
「(商品部吉田さん) 目の幅0.3mm?」
「(私)いや、1cmもあります・・!」
「(商品部吉田さん) 全体の大きさ8cm?」
「(私) 8.5cm・・・・。(全部やるのかな・・・終わるのかな・・・)」
こんな風にして、サンプルチェックを一つずつ丁寧に全て行っていきました。
ここでは短く語っていますが、本当に本当に大変でした。
フェルト作りの代表の女性ショバさんも
「シサムのデザインは小さいよ~大きいデザインのほうが作りやすいのに!ハハハハ!!」 と。
でも、こうした小さなひとつの手間で、フェルトのかわいらしさがでるんですよね。
商品部の吉田さんも笑ないながらも変更はされませんでした。笑
フェルトグループの代表のショバさん!かっこいい女性です。
打合せ後、フェルト作りの作業場も見せていただきました。
中腰になって羊毛をこね、固めていく、なかなか力と根気のいる作業です。
今は広くて綺麗な作業場があるものの、ほんの少し前までは、小さな部屋で綺麗とはいえない場所だったそうです。
シサム工房を含め、フェアトレードによる商品づくりで成長できたと聞きました。
かわいいフェルト小物の作り手たちは、たくましい女性たちが作っていたのでした。
プレゼントにも人気の今回訪問したフェルトのシリーズ。
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おまけ:転がっている羊毛たち。結構ワイルドです。
NEPAL出張報告②へつづく・・・
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