通勤する時銀杏の実がたーーーくさん落ちています。
匂ったら臭いけど、食べたらうまい!
こんなにうまいものを見逃すわけにはいかない!
今朝銀杏を収穫しに少し早く家を出て、ビニール袋片手に落ちている実をひろい集めていました。
すると、目の前に私の拾っている実の2倍くらいの大きさの実を集めているおじさんがいて
わあ!!っとうらやましそう~に見ていたところ、
「どや?こっち来てみ」と言って、大きな実の木の下に誘ってくれました。
そしておじさんはおもむろに銀杏の木にスルスルと登って、ゆさゆさと枝を揺らしたかと思うと
ぽたぽたぽたーーーーっと大きな実が次から次へと落ちてきて、「拾いなさい」と。
「いててててて・・・」と腰をさすっていましたが、その姿、かっこよかったです!
よく思い出してみるとその方、昨年も銀杏を拾っていたらその食べ方を教えて下さった方でした。
師匠です。
揺らしてみたけど、師匠みたいには上手く実が落ちてこなかったです。
乾かしたらフライパンで炒って、塩とパレスチナ・オリーブオイルをまぶして食べるのが大好きです。
ああ、まちどおしい。
あ!!
本題です↓
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ちくちく・波ぬい・インドの手仕事 10月16日(日)まで
9月から京都本店と六角通り店(六角通り店は9月いっぱいで終了しました)で取扱いをしているTankaさんのお洋服と雑貨たち。
シサムを訪れてくださる多くの方々をトリコにして参りましたが、まもなく企画展が終了致します。
以前もご紹介しましたが手紡ぎ・手織りのカディに、ちくちくと波ぬいが施されたTankaさんの商品は、インドのフェアトレードNGO「Sadhna」とTankaをお1人で切り盛りする山崎志保さんのコラボレート商品です。
開催中こんな事がありました。
Tankaの山崎さんがお店にいらしていた時に、Tankaのお洋服を着て来店して下さった方がいらっしゃり、何とお二人が顔を合わせる機会がありました。
山崎さん、思わずウルウル。
山崎さんのインドの生産者を思う気持ちと、3年間お1人で頑張ってやって来られた色んな苦労や思いが、こうしてTankaの製品を「好き」という気持ちで選んで下さる方がいて、それを目の当たりにする事で、パッと実を結んだのだと思いました。
そういう色んな気持ちがヒシヒシと伝わってきて、とても幸せな気持ちに包まれました。
そのお客様もとても感激しておられました。
「作る人」と「着る人」がいて、自分たちがその間に立って、思いや背景や自分が感じた事を「伝える人」なんだという事を実感しました。
ものには必ず作られる背景があって、その背景までも大事にできたら、ものはもっともっと価値のあるものになるんだな。
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ではここでお気に入りの商品の紹介です。
まずはこちら、洗いをかけるとくた~~~~っといい味わいの出るクルタ。白は重ね着にも使えます。シサム工房の冬のオススメ、マハグチのワイドスルワールと、ジャガード織ショールと組み合わせています。ニットのベレー帽もピッタリです。
カディ手刺繍ロングクルタ
¥6,476(税込¥6,800)
そしてこちらは私も六角通り店の高橋もお気に入りのノースリーブクルタ。草木染めがほんのり茶色の絶妙な色を出していて、洗いをかけるごとに生地は柔らかく、色はずっといい色に変わってきます。こちらは残り1枚です。
カディ草木染めカシュクール波ぬいクルタ
¥6,476(税込¥6,800)
さらにこのクルタ、何と授乳もできるんです。木のボタンの後ろに紐が隠れています。
そしてこのクルタ!
草間やよいさんを感じるのは私だけ!?
丸いアップリケが施されていて、細部まで凝っているんですよ。かわいい~、そしてかっこいい!
今年の素朴なラインの中では珍しく、鮮やかな紫がとってもキレイです。
カシュクールクルタ
¥4,000(税込¥4,200)
半袖のカットソーはこれからタートルネックや長袖と組み合わせ、ニットを羽織るとたちまち冬の装いになります。
波ぬいの格子模様は絶妙に色が異なった糸を使っています。
半袖だけどまだまだ根強い人気です。だってカディは一年中きまわしが効くのですよ。
Vネック格子模様トップス
¥4,000(税込¥4,200)
ポーチもとってもかわいいんです。
手刺繍パッチワークポーチ(シルク)
¥2,700(税込¥2,835)
まんまるのポーチは鞄に一つ入っているととっても便利。そして毎日持ち歩くものなので、やっぱり好きなものを選びたいですよね。
写真で紹介しているのはシルク素材ですが、コットン素材もあります。
口が大きく開いて、まんまるになります。
どれもオススメのものばかり!一部しかご覧いただけず残念ですが、ぜひ店頭に見にいらして下さいね。
京都本店ヤマモト
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