9月10日(土)から京都本店にて、インドからやってきた手織や手刺繍といった手仕事をたっぷりと詰め込んだお洋服、雑貨が勢ぞろいします。
同時に六角通り店でもこちらの商品の大ファン・タカハシの思いをこめて、一部取扱いを致します(六角通り店は来週以降の開催となります。)
題して
「ちくちく・波ぬい・インドの手仕事」
京都在住の山崎志保さんという女性がインドを旅し、「sadhna」という女性自立支援団体に出会い、その手仕事の美しさにほれ込んだ事から「Tanka」のものづくりはスタートしました。
Tanka店主の山崎志保さんです。線が細くて小さな女性ですが、お1人でTankaを切り盛りしています。山崎さんの着ているシャツも今回やってきます。
「sadhna」(サドナ)とは
インド・ウダプイルに「sadhna」というフェアトレードグループがあります。手織りの布カディやちくちく刺繍を用いた衣料、雑貨などを作っています。
sadhnaの作業風景(tankaさんホームページより抜粋)
sadhnaはインドの女性自立支援団体で約650人職人さんたちが働いているフェアトレードNGO団体です。インドではまだまだ女性の立場は弱く、特に地方に住む女性たちは社会的・経済的に地位が低い現実があります。教育水準の低さ、貧しさ、差別、失業、また花嫁持参金(ダウリー)も女性の立場を苦しめています。3ヶ月の技術トレーニングを経て商品作りへと携わっていきます。詳しくはホームページをご覧下さい→こちらをクリック
シサム工房でもいくつものこういったフェアトレード団体とのつながりがありますが、sadhnaも山崎志保さんのブランド「Tanka」とのコラボレート商品を作る事で、日本の人たちに広く手仕事を知ってもらったり生活をする賃金を得るだけでなく、新たな技術や可能性を磨く事ができます。
山崎さんのアイデア一つで、もともと持つ素晴らしい技術に魔法がかかり、さらに輝きを増します。
さてさて、では今回京都店にやってくるTankaさんのステキな商品の一部をご紹介します。
そのよさはなんといっても手刺繍の美しさと生地のよさ。
見てください!
微妙に色の違う糸を丁寧に刺子してあります。sadhnaではなるべく誰にでも刺繍ができるように「なみぬい」を基本としています。
着てみるとこんな感じ。カディ(インドの手織り布)の気持ちよさは、洗いを何度もかけてはじめてわかります。店主さんの何度も手洗いを重ねたカディの気持ちよさったらありませんでした。
こんな明るい色もありますよ。
ボタンやパーツのかわいらしさも見逃せません。
着てみるとこんな感じ。
カシュクールになっていますので、重ね着に便利。コットンのよさは重ね着で一年中着られてしまうことです。
私のお気に入りはこちらのショール。既に一点買っちゃいました。洗いを既にかけたところ本当にさらさらと気持ちがいいんです。
おおざっぱなのでまるで手ぬぐいのような扱いになってしまっていますが、どこにいっても「それいいね~」とほめて頂けます。
そしてそれほど丈夫で乾きも早くて気持ちいいのです。
生成りも茶色もどちらもほしいー。ふちの三角刺繍がポイントです。
そしてショールもう一枚!こちらはうすーーいコットンのブロックプリント(木版でぺたぺたとハンコを押すように柄を手作業でつけていくプリント方法)が施され、さらにその柄にちょこちょこちょこっと手刺繍が!!!
軽いショールは何枚あっても便利!インドの女性たちの中には、ショールを巻かねば何だか忘れ物をしたように感じる方も多いほど。身だしなみなんでしょうか。
そして日本ではこうしてオシャレとして身にまとう。遠く離れた土地の文化を日常に取り入れる。ステキです。
こちらは雑貨の一部・・ほんの一部です。
まだまだ!
まだまだ!
商品がそろいましたら画像をUPしますね。
でもほんとは
お見せして実際手にとってすりすりして頂きたいものばっかりなんです。
ぜひぜひ京都本店、六角通り店に見にいらして下さいね。
サイズがあるものもございます。お気軽にご試着してみて下さいね。
お待ちしています!!!
シサム工房京都本店
ヤマモト