みなさん、こんにちは!

三宮SOL店のマツオです。

みなさま、お楽しみいただいていますか?

藍好きの 藍好きによる 藍好きのための企画展!!!

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「 世界の藍(あお)展 」

@三宮SOL店

8月4日(土)~8月26日(日)

前回ブログ→ 

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先日は、「藍と生」の くわはたあかりさん が在廊してくださいました。

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型紙なし、「まっすぐ」だけでできたお洋服

あかりさんの日々がカタチになっています。

高知県の川で染めているお話や

麻の種類やデザインの話まで、、

スタッフもお客様と一緒に聞き入ってしまいました。

世界の藍で染められたお洋服・・・

その国の風土によって違う、色の深み

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(スタッフ:ヤマモト)

プンチラマイ リネンフロントオープンワンピース

染める生地によって異なる、手触り

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(スタッフ:キタ)

小倉商会 刺し子プリーツスカート

手織り?機械織?

タグをみて「へぇ~~!!」とお客様とうなずきあう。

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生地と染めはタイ

縫製は日本

それぞれの手と手をつなぐブランド

長い長い旅を経て

この世界の藍展にやってきたお洋服たち

お客様とともに藍の魅力にはまっています。

※今回は、長いブログになりそうです。

ホットドリンクでも飲みながらごゆるりとお付き合いください。

抗菌作用、紫外線防止、血流促進さまざまな効果のある藍

剣道着、野良着、労働着のジーパン

砂漠の民は藍の布で水をこして飲み

さらには、エジプトのミイラに巻かれた布も藍染でした。

人間の生活に必要不可欠なものだった藍

「ああ。もっと知りたい!」

図書館で本を借りたり、インターネットで検索したり

知れば知るほど謎が深まります。

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中でも一番多かった質問が

「正藍染め(しょうあいぞめ)は色が移らないのはなぜ?」

一つの大きな理由は

「染め方のちがい」

「藍染め」 といっても、

生葉染め

灰汁(あく)で醗酵させる「醗酵建て」の藍染め

ハイドロなどの化学薬品で還元させる「化学建て」の藍染め

いろいろあります。

伝統的な「醗酵建て」による正藍染めのポイントは

成分の「付着」であるということ。

水に溶けない藍を灰汁(あく)で醗酵させると、

無酸素状態の藍甕の中に粉体で存在します。

十分に布に付着させ、外の空気にさらし酸化することで

元の水に溶けない藍になり、定着するので色移りしないというわけです。

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「藍染め」 と、書きますが、

藍染めは成分が繊維の中に入っていくのではなく表面に付着するのです。

だから仮に余分な藍の成分が他の服についたとしても

「付着」 なので少し洗えば簡単に落ちます。

( 参考:http://sho-aizome.com/ )

正藍染めで服を製作されているのは、

世界の藍展 初出展の 「萌蘖」 さん

この度、京都裏寺通り店のヨシダと一緒に、正藍染めを体験させて頂きました。

 明治から代々受け継がれている滋賀県の紺喜染織さんへ到着!! /

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紺喜染織さんの歩みと藍染体験の様子は

ヨシダのブログをご覧ください → 

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四代目の植西恒夫さんとご夫人が笑顔で迎えてくださいました。

御年84歳で、背筋まっすぐ!!

眉毛のふさふさは昔から変わらないそうです。

はじめてみせていただいた藍甕

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「落ちないように気を付けてね」 と言われつつ

落ちてみたい衝動を抑えきれないこの表情

ふとみると、横に穴が開いています。

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冬の寒さでも藍甕の微生物がちゃんと活動できるように

炭をいれて温度を保つのだそうです。

藍は生きてるのですね。

醗酵によって液面に浮かぶ藍色の泡

これを 「藍の華」 と呼ぶそうです。

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「藍の華」 がいっぱい浮かんでるのが、元気ビンビンの証拠!

染めを繰り返すと次第に少なくなっていきます。

そんな時、「なんやぁ、元気なくなくなっとるなぁ。」 と

植西さんが竹の棒でひと混ぜ。

すると、不思議、むくむくと藍の華が咲きました。

藍と植西さんが呼応しているようでした。

ふと壁を見ると・・・

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「たりない位で丁度いい たりてしまえば不足が出る」

ぐっと心にしみわたる直筆の言葉。

「便利になったら、次から不便やと思うやん」

「いっぺん機械になったら次から手を使うのが嫌になる」

「明治からなんもやり方は変わってない。この色はどこにもないんや」

藍が育つ土地を守り

地下水の恵みに感謝し

気温や湿度に併せて、手間をかけて日々藍と向き合う。

これが伝統を受け継ぐということ。

植西さんの言葉に決意と誇りを感じました。

藍甕に静かに入れるその瞬間は毎回どきどきしました。

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すーっと吸い込まれていく様子は神秘的。

藍が付くのを待っているお二人

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非常に静かです。祈りのよう。

マツオとヨシダというと、まぁ雑談の多いこと。

煩悩が多いのでしょうか。。。笑

藍が重なっていくと、生地もずっしり重い!

絞るのも力がいります!

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ヨシダは踏ん張りきれず、落ちそうに。。

藍甕に浸して、絞って、空気にさらして、水で洗って、、

この過程を染めたい色味によって何度も繰り返すことで、

ようやく濃色の藍になっていくのです。

想像以上の肉体労働です。

 じゃ~ん!! /

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一生モノのノラワンピが完成しました!!

今年の稲刈り、やまのぼり、たきびキャンプはこれ一着です!

ふふふ。。嬉しい。

滋賀県信楽焼きのたぬきさんもこの表情

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ええ色に染まったね~。

「モノを売る人が、ここにきて手間を知ってくれることが嬉しいなぁ。」

「がんばって、売ってや!!」 と植西さん。

シサムとお洋服と同じ

モノのうしろにあるストーリー

世界の藍展でしっかりお伝えさせていただきます。

ぜひ、今週末はシサムコウボウ三宮SOL店へお越しください。

 こちらもお楽しみに !!  /

9/1(土)~9/13(木)

萌蘖/hougetsu

@シサムコウボウ裏寺通り店 ギャラリースペース

詳しくはこちら→ 

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「 世界の藍(あお)展 」

@三宮SOL店

8月4日(土)~8月26日(日)

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(スタッフ:ヤマモト)

プンチラマイ バルーンワンピース

みなさまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしています。

三宮SOL店 マツオ