5月はフェアトレード月間!
シサムスタッフが考えるフェアトレードをブログリレーにてご紹介!
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今回は京都本店よりお届けします。
フェアトレードって??
フェアトレードとは、「貿易を通した国際協力」のことです。
「従来の貿易のように、利潤の最大化を第一の目的でするのではなく、商品の作り手の生活や福祉の向上を第一の目的にした貿易のこと。」
さて、言葉にするとなるほど、と思いますが、実際はどういうしくみなんだろうと思いませんか??
そこで今回はシサム工房のフェアトレードを具体的に紹介して、
もっと身近にフェアトレードを感じていただこうと思います!
お店に並んでいるステキな衣料や服飾、インテリア雑貨など、
シサムのオリジナル商品はまずデザインする事から始まります。
そして現地NGOの方とやり取りしながら、
あーでもないこうでもないと何度もやり取りして
商品は出来上がっていきます。
■サナハスタカラ (ネパール)
冬のニットを編んでくれている様子です。こうやって手で一つ一つ編んでいます。
シサムの商品部スタッフは、年に数回現地を訪れます。普段は通信機器を使ったやりとりをしますが、直接商品についての細かい指示を出す事ができたり、現地の状況を知る事ができます。お洋服はちょっとしたデザインの違いがとても重要です。彼らが心をこめて作るものを、なるべく日本のみなさんに気に入って頂けるよう、何度も何度も改善のやりとりを重ねます。
■CCAP(フィリピン)
シサムの照明を作ってくれています。画像はシサム商品部スタッフが、アバカランプシェードの作り方を教わっているところです。
まるーーーーい形は、実はビーチボールのまわりに植物の繊維から作ったシートを貼りつけたり、植物をよった紐をぐるぐる巻きつけたりして、最後にしゅ~~~~っと空気をぬきます。そうして丸くてあたたかみのある形を作っているのです。
■ネパールの子供たち
彼らが着ているのは「ボト」と呼ばれる形の服。中国のチャイナ服にすこーーし似た形をしています。
ネパールでは生まれて15日間までの赤ん坊は「必ず新しくない生地で作ったボトを身にまとう」風習があります。お母さんのお古の服を仕立て直したりしてボトを縫い、赤ん坊の生誕を楽しみに待つそう。
ボトは2010年のシサムの春夏コレクションで、実際にお洋服のデザインに採用しました。こういった現地特有のデザインを活かした服作りをする事もあります。今年も大人気のスルワール(キュロットパンツのような幅が広く、太ももの横でタックを取っているデザイン)もネパールで馬乗りの際に身につけられていた服をもとに作っています。
そして、まだ完成ではありません!
フェアトレード商品は手仕事で仕上げられるため、
ほつれがないか、サイズ違いがないかどうか、
一つ一つスタッフの目でししっかり検品。
こうしてようやく店頭に並び、お客様の手に渡るというわけです。
各国の伝統技法に敬意を払い、それらを活かしたデザインをして、
出来上がった商品の魅力を伝えられるようなディスプレイや接客をするシサム工房。
デザインをしっかりつくりあげる、生産者。
そして商品を品購入していただくお客様。
そのどれかがかけてもバランスを崩してしまい、成り立たないのがフェアトレード。
こんなイメージです!
シサム工房の一員として
生産者とお客様をしっかりつなぐ存在でいたいと思います。
京都本店ワタナベ
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