昨夜、近くの公園に夜桜を見に、我が家のわんこと一緒に歩いていました。

ふいにいつも目にしていたのに、使ったことがない歩道橋が視界に入りました。

「今日は歩道橋のぼってみよっかぁ。」

階段を上がり、その先に目をやると、

「あ、猫や!」

ちらっとこっちを見たノラ猫ちゃん。でもそのままどこかへ行ってしまいました。

そして向こう側の公園に到着して、ブランコに乗ったり、追いかけっこしていると。

「あ、さっきの猫やー。」

私たちの前でふわっといなくなった猫が同じ公園にお花見に来ていました。

しかもしっかり桜を見上げていたのです。

歩道橋で渡って、わざわざ夜桜を見に来ていた猫。

「一人で夜桜とかツウやなぁ。」

映画「耳をすませば」の様に、道案内をしてくれたのかぁと思うと、

ライトで光る白い夜桜も、より一層嬉しく感じました。

 

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