今朝早く、私の伯父が息を引きとったと連絡がありました。

小さい頃からよくお世話になったおじちゃん。
私がまだ小さい頃は威勢がよく、その勢いに飲まれそうだった私。
家で豆腐を作って卸売市場に売りに行き
売れ残りがあれば我が家に届けてくれたおじちゃん。

そんな元気なおじちゃんが歳をとり
大きな手術をするたびにどんどん小さくなり
明治生まれのおばあちゃんに育てられたとてもとても堅物だった人が
まぁるく、優しくなりました。

数年前おばちゃんが大きな事故にあってから
これまで家の中のことを一切しなかったおじちゃんが
自分も心臓病とガンを患いながらおばちゃんのために
せっせと家事をこなし、明るくふるまい、
今年の夏、私が遊びに行ったときには私の子どものおやつまで
用意してくれてもてなしてくれました。

そんなおじちゃんが、数日前に苦しくなってから
あっという間に旅立ってしまいました。
お見舞いにも行きたかったのに・・・。
また私の子どもを見て欲しかったのに・・・。
まだ生きていて欲しかったのに・・・。

命って、なんてはかないんだろう。。。なんてあっけないんだろう。。。

でも亡くなる命があれば生まれる命もあるんですよね。
昨年私が授かった新たな命。
大切な、大切な、命。
やさしくてあったかくて・・・
いつも私に想像以上のエネルギーを与えてくれている、命。

生きるということは、つらく悲しいお別れも
こんな素晴らしい出会いにも恵まれるんですね。

今、私が生きている、生かされているこの時間がとても貴重に思えてなりません。
一日一日を大切に生きて行きたいと思います。

おじちゃん、最後は苦しかったねぇ。しんどかったねぇ。
どうか、安らかに眠ってください。
たくさんの思い出をほんとにどうもありがとう!

京都本店 ひろせ