今回は、シサムのノベルティ部門スタッフが登場です。
ぜひご一読ください。
sisamは、今年で25周年を迎えます
さまざまな理由から、sisamの扉を叩き、フェアトレードの仕事を暮らしの一部にするスタッフたち
25人の素顔をお届けするコラムです
今回はデザイナー・タチバナのお話。
彼女がsisamの扉をたたいてから、1年半が経とうとしている。
ぜひ、続きは、オンラインストアのコラムにて
シサムに集うスタッフたちは、フェアトレードを伝える「フェアトレード・ストーリーテラー」たちです。
ですから、フェアトレードをしっかり知り、会社の方向性を理解してもらう研修を行っています。
12月13日に、比較的新しく入社したスタッフを本部に集めて、新人オリエンテーションを行いました。
今回は、店舗スタッフばかりでしたので、あまり来たことのない、京都左京区の本部オフィスの様子に
みな、興味津々!
オンラインチーム、卸チーム、商品部、などなど、各部署を回って、
質問と対話を重ねるところからスタートしました。
(👆あ~~!こうやって、全国のお客様からの注文が来るんですね!と、オンラインチームデスクにて。)
ミーティングルームでは、語りつくしタイムです。
シサムには、「シサムの種」という、シサムの情熱が詰まりに詰まった虎の巻があります。
それを、一緒に読み進め、、、
シサム工房に集うフェアトレードの仲間としてフェアトレードを自分の言葉で語り
なぜ、このシサム工房という会社にいたいのか。人生の中でその意味はなにか。
五臓六腑に落とし込んでいく感じです。
哲学の道や、法然院からすぐに立地する白川倉庫も見学しました。
参加者の感想を、少々チラ見せ。
「フェアトレードのことやシサムの創業秘話について知ることが出来大変学びになりました。
フェアトレード商品とそうでない商品との差は、「どこで・だれが・どのように作り、作り手の生活がどう改善されたかまでわかること」
という説明が自分にスッと入ってきてわかりやすかったです。
自信をもってお客様に伝えられる情報が増えたので、店頭でのアウトプットを繰り返し、自分の中に落とし込んでいきます!」
「シサム内で共有されていることは、どれも私をはっ!とさせることが多く、
本当に人として成長できる場であると強く感じています。
そういった場にいる一員であるという自覚を強くもつことで、
もっとこうしたい!向上させたい!シサムを活用したいと思っていけるようになり、自己成長の意欲も高まります。」
などなど、熱い感想が、集まりました。
シサムスタッフの情熱を皆さまに、新年もまたお伝えできるよう、一同精進して参ります!
エイエイオー!
知っていますか?
9月19日は育休を考える日です。
ㅤ
ジェンダーギャップ指数ランキングが 先進国最低という結果が出た、日本。(2023年 146ヵ国中 125位)
シサム工房では、フェアトレードブランドとして、途上国だけでなく、足元の差別や不平等、生きやすさにも真剣に取り組み
「男性の育児休業取得が 当たり前になる社会の実現」を目指します。
シサムでの男性育休取得者第一号!
シサム工房の京都本部で働く、オンラインストアの男性スタッフ フルカワに 育休の体験をインタビューしました!
======================
ㅤ
オンラインストア部門で働いております。
主な仕事は商品のサイトへの掲載や、コラム文章の作成など。
あと、オンラインなのでそのデータの管理を行っています。ㅤ
ㅤㅤ
10月で2歳になります。
男の子で、あやといいます。
ㅤㅤㅤ
はい。夫婦共々食べるのが好きなので美味しいもの食べることです。
あと、京都はのんびりできる場所がたくさんあるので、3人でお散歩がほっこりします。
ㅤ
子どもが誕生した時、「産後パパ育休」という制度が ちょうど始まったんです(22年10月施行)。
それを利用して、生まれた直後と、1歳半になったタイミグでパートナーが仕事復帰した時の2回、それぞれ2週間ずつお休みを取りました。ㅤㅤ
(厚生労働省パンフレット)
ㅤ
1回目は、コロナの流行時だったので、出産後、全く会えなかったんです。
で、退院!というその日が、本当に生まれて初めての対面でした。
その退院の日が、1回目の育休初日だったんです。
何をしたか、は、とにかく、会えた!!抱っこした!ですかね。
病院から車のある駐車場まで、感激で胸いっぱいになりながら抱っこして移動しました。
とにかく感動して、かわいくて、こんなにちっちゃいんだ!と、命を感じたというか、とにかく強烈に覚えています。
次は、いよいよ保育園に初めて登園!という記念すべき日が2回目育休の初日でした。
自分が登園担当で、保育園に連れて行きました。楽しみと緊張と入り混じった気持ちでした。
とにかく、朝から保育園に行くことを察知して、超泣いて。。。
自転車にも乗ってくれず、遅刻しそうになりながら、てんやわんやで連れて行きました。
で、めっちゃ泣いている子を、先生にお願いします!と預けて、じゃっ!と振り返らず(笑)。
帰って、家で家事していたら、あっという間にお迎えの時間になりました。
ㅤ
はい。これもまた1回目と2回目で結構違って、1回目はとにかく何もかも初めてで。パートナーと一緒に、とにかく生まれたての小さな命のお世話をしてみるっていう感じで。
日々お世話に明け暮れた。という感じでした。一緒に過ごすことで、パートナーとは一緒にスタートが切れた。という感じを持てました。
2回目の育休は、多少の余裕が出て、家の整理とか、これから夫婦、二人ともが働く、共働きの生活を続けられるように、「環境を整えること」に注力できたと思います。
とにかく、一瞬で一日終わるので、ゆっくりできた という感覚はなかったですね。
昼に迎えに行って 散歩とかしてるとあっという間に夕方になって。 洗濯だ、食事だ、と、やることは無限で。
ㅤ
はい。自分の中で育児のイメージみたいなのと、実際にやってみるのとではやっぱり全然違ったので、そこら辺をゆっくり調整したというか。
二人して働いている中で どうやって育児していくのか、をしっかり考えられましたね。
1回目は やってみないと分からないことばかりで。 ほやほやの小さな命を守ることに必死でした。
2回目では、もっとこれからのことを二人で考えられたと思います。二人で、よりじっくりと話し合えたと思います。
ㅤ
一緒にすべての手順や段階を共有できたのが大きかったです。
生まれたての育児の方法は、あらかじめ勉強して臨んだけれど、実際にやってみないと分からないことがたくさんあったんです。
パートナーと一緒にいることで、その中でしか分からないを教えてもらえました。
抱っこの時どこを支えるとか、おむつはこうとか、この時はこうするよだとか。細かいことまで、すべて。
リードはパートナーでしたね。それは想定内。やっぱり先輩ですね。
ㅤ
育休を取る、ということをチームのみんなと早い段階で共有しました。
業務上で、自分だけが知っているような仕事を洗いだして、共有と引継ぎをしました。
チームのみんなは、心配しないで!と温かく送り出してくれました。
育休中は、緊急のことで電話があったりもしながら、それ以外は育児に集中できるよう気を付けていました。
育休が明けた後では、これからも子育て中は、急病などで抜けるかも。ということをチームと共有しています。
とにかく、チームからは、大丈夫だから、と言ってもらえて安心でした。
(オンラインストア内では、モデルも務めます)
ㅤㅤ
日本でもようやく男性の育休が増えてきましたが、多分理想は両親2人とも1年とかもっと長い期間で子どもと向き合えるようになるような社会になったらいいなっていう風に思うんです。
シサムは、そういう社会的なところにもしっかり相談に乗ってくれ、取り組んでいく会社だと思うので、みなさんも、しっかり話し合いができると安心して入って来てもらえればと思います。
======================
今日は、貴重なお話をありがとうございました!
聞き手:シサム工房 副代表 人見とも子