\毎月第3土曜日はsisam cinemaの日/
3月の作品はこちら!

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第48回 sisam cinema
『ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~』

日時: 2023/3/18(土)

受付: 9:30~/ 上映: 9:45~

料金:店頭前売券¥900(税込) / 当日券¥1,000(税込)
(小学生までは無料、中高生は¥500(税込))

定員:15名

上映後に15分ほど、参加できる皆さんで共有の時間をとる予定です。
※ 参加必須ではありません

ご予約方法

① 京都・裏寺通り店、店頭にて前売り券を販売中
② ネット予約 https://sisamcinema48.peatix.com/
③ 電話でもお気軽にご予約いただけます。075-212-1653

※ 映画専用の会場、機材でなく、
ご不便をおかけするかもしれません。ご了承ください。
※ お手洗いはございません。
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※当日の営業は映画終了次第、11:25ごろのオープンとなります。

 

貧困援助がビッグ・ビジネスに?
あなたの”善意”が、誰かを傷つけているかもしれない

◎About the film

「貧しい気の毒な人たちのために手を差し伸べよう」「彼らは無力で何もできない」

そんなイメージを謳い、繰り広げられてきた営利目的の途上国開発は、今や数十億ドルに及ぶ巨大産業となっている。その多くの援助活動が失敗に終わり、援助の受け手がもともと持っている能力やパワーも損ないさえする。

私たちの「支援」がもたらす問題は?正しい支援のあり方とは?途上国とどう向き合うべきなのか?ハイチやアフリカを主な舞台に、“支援される側”の人たちの生の声を伝えるドキュメンタリー。


◎More info

営利目的の途上国開発業者や巨大なNGOなどにより、数十億ドルにも及ぶ「貧困産業」が生まれ、そのなかで先進国は途上国開発の指導者として地位を獲得してきた。慈善活動のビジネス化が歴史上これほどまでに発展を遂げたことはない。しかし、「気の毒な人々を何とかしなければ」「彼らは無力で何もできない」といったイメージを先進国側の人々に植え付けるプロモーションや、一方的な押し付けで受け手側の自活力を損なうような援助のやり方に、反対の声をあげる途上国側のリーダーは増えている。

本作『ポバティー・インク 〜あなたの寄付の不都合な真実』(原題:POVERTY, INC.)は、靴を一足購入するごとに途上国に一足贈るトムスシューズや、途上国発の太陽光パネルベンチャー企業、国際養子縁組やアメリカの農業補助金などについて取り上げながら、私たちに、支援のあり方について問いかける。20ヶ国で200人以上に行なったインタビューは、もはや無視することができない、“寄付の不都合な真実”を浮き彫りにする。

◎sisam cinema スタッフより🖊

途上国支援により現地の人々が受ける影響を描く作品で、その影響は必ずしもポジティブなものばかりではなく、援助をすることで現地の地場産業を壊してしまうことだってあり得るということが描かれています。ぜひ多くの方に観ていただきたい作品です。

◆お知らせ◆

今回の上映作品をもちまして、一旦シサムシネマはお休みとさせていただきます。今後は毎月の上映会ではなく、イベント等での上映を予定しております。

またシサムシネマを開催する折には、ブログやSNS等でお知らせいたします。お休み前最後のシサムシネマ、みなさまぜひご参加くださいませ。

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監督:マイケル・マシスン・ミラー 撮影監督:サイモン・シオンカ 製作総指揮:クリス・マウレン
プロデューサー:ジェイムス・F・フィッツジェラルド, JR.、マイケル・マシスン・ミラー
脚本:ジョナサン・ウィット、マイケル・マシスン・ミラー、サイモン・シオンカ
編集:サイモン・シオンカ、トム・スモール
制作:ポバティーキュア, アクションメディア コールドウォーター・メディア
出演:ムハマド・ユヌス、ジョージ・アイッティ、ハーマン・チナリー=ヘッセ、ポール・コリアー、セオドア・ダルリンプル、エルナンド・デ・ソト、マルセラ・エスコバリ、マイケル・フェアバンクス、ピーター・グリーア、ダニエル・ジャン・ルイ、ポール・カガメ、ケネス・ミシェル、エヴァ・ムラヤ、ジョン・ルチャアナ、ジョエル・サラティン、ティモシー・シュワルツ、マガッテ・ウェイド、アンドレアス・ヴィトマー、シェリー・クレイ、コリガン・クレイ、アレックス・ジョルジュ、ジャン=ロネル・ノエル
配給:ユナイテッドピープル
2014年/アメリカ/91分
(c)PovertyCure