今年の国際フェアトレード・デーのテーマは「Climate Justice(気候正義)」
シサム工房でも、気候変動について考える1か月に挑戦しています。
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今回は、シサムのモノづくりの中で工夫していることをご紹介します。
ファッションは環境負荷が大きい産業だといわれていますが、できるところから環境にやさしい生産方法を選択しています。
※画像は太陽光パネルの前で語るクリエイティブハンディクラフト ジョニー・ジョセフさん。
▶その1
原料のオーガニック化を進めています。
sisam organicシリーズ、SASHAの手織りショールに加え、新たに2つのフェアトレード団体(Creative Handicraftsと、KALATMAK)がオーガニックコットンの原料調達を開始しました。(22年の春夏コレクションでは、シサム全体の衣料の約46%がオーガニックコットンになりました)
オーガニックコットンは、栽培で農薬を使わないため、生態系と農家の健康がまもられる栽培方法。手間暇がかかりますが、安全で持続可能な農業です。
▶その2
ストック生地を活用した、商品開発をしています。
服を生産するには、布地が必要です。しかし、調達した布を製品に使い切ることは難しく、どうしても使われずに余ってしまう布(ストック生地)があります。
そこで、シサムコウボウではストック生地をデザインに活かした、商品開発を行っています。
例えば、stockシリーズのお洋服 、ギフトバッグ 、ノベルティグッズなど。
▶その3
現地工場のクリーンエネルギー化
服を作る工場では、電気を使います。ミシン、アイロン、洗濯機、照明、パソコンや通信など。
現在、インドのクリエイティブハンディクラフトが、太陽光パネルを屋根に設置して、生産にかかるほとんどの電気エネルギーをまかなっています。また、その他の団体のパートナーも、パネルの導入や自然光の活用などクリーンエネルギー化に取り組みはじめています。
参考)クリエイティブハンディクラフト太陽光パネルプロジェクト(英語動画):
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次回は、シサムの「販売」「お届け」に関する、環境への取り組みについてご紹介します。
【お知らせ】
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▶ https://shop.sisam.jp/column/22594/