こんにちは。
京都・裏寺通り店のムラタです。
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今回は、皆様にご紹介したい映画があります!
「LISTEN(リッスン)」
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耳の聴こえない聾者(ろうしゃ)たちによるドキュメンタリー。
手、指先、顔の表情、身体全てを駆使した身体表現によって
「音楽」のある空間を生み出していく。
「魂から溢れでる『気』のようなものから音楽を感じる」と語る彼らならではの音楽表現
音楽を「視覚的に」奏で、魂を歌いだしているそうです。
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こちらの予告編、是非ご覧下さい。→***
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この映画は無音であり、言語は手話。
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感覚を研ぎ澄ませて、「音楽」のある空間に浸って、感じてみたいです。
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よーくご覧ください。
????!
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シサムのニット帽!
毎年、定番で出ているレザーパッチキャップです。
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実は、「LISTEN(リッスン)」のチラシに掲載されている方は、
シサムのお客様、横尾友美さんです。
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広報で、京都本店を訪れて下さいました!
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あ!チラシと同じポーズ!!!
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わたしも、横尾さんにお会いしたことがあります。
イヤリングをどれにしよう~、と悩まれていて、
筆談でどっちが似合う?と尋ねてきてくださいました。
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こっち!と示すと、ニコっとしてそのイヤリングを
選んで下さったのがとても印象的です。
なんだか、わたしもとても嬉しくなりました。
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全盲の方は、観光に行ったとき、目が見えなくとも
オリーブオイルの香りを楽しみ、滝のしぶきを感じ、音を聴く。
そんな話を聞いたことがあります。
視覚に頼りすぎていると、他の感覚機能をあまり意識しません。
ましてや、その光景を、目にやきつけることなく写真におさめるだけ。
わたしもなりがちです。。
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もしかしたら聾の方は、聴覚に頼らないかわりに、
他の感覚機能や表現に長けているのかな~、
そんな気がします。
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音楽は、音がないと音楽ではないのか、
音楽は、耳が聴こえないと楽しめないのか。
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音が聴こえないひとたちは、どうやって表現するんだろう?
新しい「オンガク」、わくわくします!
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公式ホームページに掲載されている、各ジャンル界のコメント。
ぐっときたもの、考えさせられるもの、ご紹介させて下さい。
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*「聞こえてしもてる私には聞こえぬ音楽はきつかった。
が耳に聞こえん人には私とまたちゃうとこから音楽がきこえる。
けど遂にと言うか響くんや。心に!感情に!一緒やん。」
ジャズシンガー 綾戸智恵様
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*「音楽はみんなのもの。人が音楽を欲した時、
音楽はいつもあなたのそばにあります。こう、私は思います。
そして、音楽にもっと自由を。と、願います。」
五感の音楽・作曲家 佐藤慶子様
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*「無音だから、わかることがある。人間は波動で共鳴しあうってこと。
なんて不思議。体験してみてください。きっと新しい発見があるから。」
小説家 田口ランディ様
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*「「聴覚がない」ことは何の妨げにもならない。
むしろ「聴覚がある」人の方が、狭い範囲内でしか「音楽」を楽しめなくなっているのではないか。
本作品を見て、現代日本を生きる私たちが気軽に踊り出せないのは、
もしかすると音に頼りすぎてきたからかもしれないと改めて思った。」
東京女子大学・明治学院大学 非常勤講師 吉田優貴様
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上映情報…***
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シサムを通して、映画を通して、お客様を通して、
新しい「オンガク」を知り、繋がるきっかけが出来そうで、わくわくしています。
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京都・裏寺通り店 ムラタ