京都生活協同組合機関紙「コーポロ」に、京都生活協同組合理事長 畑 忠男様とシサム工房代表 水野泰平との対談を載せていただきました。
全文は、写真から大きくご覧いただけます。
sisamのお歳暮セットを作りました。
大切な人の健康と幸せを願う想いと、
1年分の”ありがとう”の気持ちを、一箱に詰め込んで。
会いたい人へ気軽に会いに行くことが、
当たり前ではないことに気付かされた2020年。
たとえ会えなくても、人と人とが想いでつながることができる。
sisamのお歳暮が、そんな一つのきっかけとなりましたら幸いです。
箱に詰め込んだのは、フィリピンの山岳地帯で大切に育てられたSISAM COFFEEや
手仕事の品々。
昔から大切に紡がれてきた”お歳暮”という優しい習慣にも、
フェアトレードなものが選ばれる社会になりますように。
Online store または店頭にて12/13(日)まで販売中です。
「共感資本主義」を掲げ、より良い社会にツナガル通貨の流通を目指している「eumo」のイベントが京都でございます。
9日間 京都でeumoな人たちによるトークライブがあったり、屋台がでたり、スタンプラリーがあったりと意欲的なイベントです。
12月5日(土)には、株式会社eumoの新井和宏さんによるトークライブ(14:00-15:00)に、シサム工房代表ミズノもゲスト出演予定です。
シサム工房では、eumoの姉妹コイン、「フェアトレードコイン」が使えます。
******12月5日土曜日イベントスケジュール******
13:00-13:45「腐る経済、発酵する社会」
発酵食堂カモシカ 関 恵
14:00-15:00「eumoについて」
株式会社eumo 新井 和宏 シサム工房代表 水野泰平 他
15:15-16:00「棚田と文化、その先へ」
飯尾醸造 飯尾 彰浩
16:15-17:00「心と体にいいこと、もっと楽しもう。新しいライフスタイルを提案するGOOD NATURE STATIONの挑戦」
株式会社ビオスタイル 常務取締役 GOOD NATURE STATION 館長 山下 剛史
17:15-18:00「働くをワクワクに変えていく」
ウエダ本社 岡村 充泰
*****************************
会期中、スタンプラリーでシサムのお店(京都本店と京都裏寺通り店)も巡っていただければ幸いです。
*eumoからフェアトレードコインへの交換が可能になりました。
フェアトレードを心に留めていただきありがとうございます。
シサム工房のフェアトレードパートナーたちは、アジア各国にいます。
特にインドは、感染者数が世界2位・900万人と膨大な数になっています。
(写真:ウィキペディアより 2020.11月)
(写真:職を失った出稼ぎ労働者が、一気に田舎に帰ったことで感染を押し広げました。)
3月より、シサム工房の生産者たちは、ロックダウンにより、生産も日々の暮らしも厳しく制限されました。
3月から夏にかけての全パートナーの状況は、こちらにまとめてございます。 長いレポートですが、ぜひご一読ください。
各地、生産がストップし、空港も閉鎖。シサムへの秋冬のお洋服の入荷が遅れに遅れました。
しかし、生産者たちの必死の努力の末、なんとか、入荷をようやく終えようとしているところです。
(写真:待ちに待った入荷便が、オフィスに届いた様子)
本来7月に入荷を予定していた商品が、9月にぼちぼち、10月ぽろぽろ、モノによっては11月なってから届くとは。。
季節感が大切なアパレル業で、重大事件となりました。
(写真:届き次第、シサムスタッフ総出で荷下ろしして、大急ぎの検数検品に誠意取り組む)
生産者の住む町や村にも、コロナがじわじわと近づいてきています。
シサム工房の生産者の中にも、本人や家族が罹患した人がちらほら出てきています。
感染した生産者は、適切な治療や隔離を経て、順調に回復していますが、本人と家族、そして職場で動揺が起こりました。
(写真:バングラデシュの生産者DEWが、村を消毒して回る様子)
そしてとうとう、生産者自身の訃報も届いてしまいました。ネパールはSana Hastakala の金物職人さんで、何十年も家族同然でSanaと一緒に歩んできた方でした。私たちも親しみを持ってお付合いしていた方のまさかの訃報は、ショックで、言い現わせないほど落ち込んでいます。心からのお悔やみを申し上げたいと思います。
(写真:シサム用に、クリスマスに人気のオーナメント・星形のフリグリーを作っている故BABU KAJIさん)
丁寧な手編みのニット製品が人気のサナハスタカラ。感染対策をしながらのニット検品の様子です。町は閑古鳥が鳴き、工房の1階にあるお店も、開けたり閉めたりの繰り返しです。最近、オフィスの主要スタッフも、何名も感染してしまいましたが、順調に回復し職場に徐々に復帰しています。
(写真:お洋服のアイロンと最終仕上げチーム。マスクとフェイスシールドを装着して。)
素朴なコットンのお洋服を作っているネパールのマハグチ。密を避けるため、家でできる仕事は在宅で。限られた人数で出勤し、できる仕事はなんでもカバーしあっています。オフィスの家賃を節約するため、街中のオフィス機能を郊外の縫製工房に段階的に引っ越し中です。家でできる仕事を増やすため、寄付付きマスクを、さらに1000枚追加発注しました。在宅の生産者のほか、工房に出勤してくる耳の不自由な女性たちが専門で担当して縫ってくれています。
代表スニルさんからの、波乱万丈、コロナ禍中の現場から届いたお手紙「スニルさんからの手紙」も合わせてご覧ください。
インドの港町にある巨大スラムで縫製製品を作り続けているクリエイティブハンディクラフト。4か月の生産停止中も、内部留保を切り崩したり、シサムやほかのバイヤーからの寄付を使って、生産者やスタッフに給料を支払い続けました。このところ政府による出勤人数制限が緩んできて、スラムに住む女性メンバーがミシンに向かい始めています。素材の手配も、輸出の手配も、今までになかった新しい制約がたくさんあり、一連の業務すべてが大変な苦労の上でなんとか進められています。
(写真:インドの女性はショールを上手に顔に巻いてマスク代わりにする人が多いです)
美しい手刺繍が得意なカラティマク。来年の春夏の刺繍のお洋服の生産が、新しい生活様式の中で進んでいます。フェアトレードマスクも、あと2700枚作ってくれています。先に届いた2300枚も順調に日本で売れています。チカン刺繍をワンポイントで入れることで、女性の臨時収入になっています。お祭りやお祝い事がほとんど開かれない中、ギフトに人気だったチカン刺繍製品が、今インド国内で全く売れていません。25万人従事していると言われるチカン刺繍の伝統産業全体が危機に瀕してます。そんな中、シサムの寄付付きフェアトレードマスクが、緊急スポット注文となって、小さいながらカラティマクに集まる女性たちの生計を支えています。1枚のマスクにつき、150円を生産者に寄付します。刺繍のお洋服も発注量を減らすことなくオーダーを掛け、目下生産の真っ最中です。無事、日本に届きますように!
美しいショールや雑貨を届けてくれているサシャ。サシャのCEOであり、WFTO=国際フェアトレード連盟の会長でもある知性と美の権化、Roopaさん。「よりフェアな世の中に立て直そう!」Build Back Fairer と世界に呼びかけています。
多くの女性生産者を抱えるサシャ。コロナは女性への影響が特に色濃かったと分析しています。行き詰った経済、ステイホームで急増した家の仕事、さらに職を失って出稼ぎから帰ってきた男性たちの急増が、DVの増加につながっており、ストレスはピークを迎えていると言います。シングルマザーや障害を抱える生産者に向け、食料や衛生用品の配布しました。
サシャでは、2名の感染者が出ましたが、現在復帰しています。地域の感染はある程度コントロールされてはいますが、生産者の仕事量も受注も減っている状況です。
(写真:大型台風「アンファン」の翌日のようす)
追い打ちをかけるように襲来した5月の台風の後、被災した8つの工房の修繕や、生産者70名に生活物資の提供を行いました。
(写真:コロナ前と後の生活をレポートさせていただいたSashaのお二人。
このお二人にスポットを当てた記事も、ぜひご一読ください。)
(写真:ハンセン病患者とその家族が暮らすLittle Flowerという施設にて。)
美しいシルクショールを手織りしているハンセン病患者やその家族のサポートグループMESH。ステイホームが長引き、コロナ患者も複数出て、さらに、大雨でひどい洪水が起きるという苦しい状況です。洪水で自給用の畑は浸水し、敷地に閉じ込められた生産者たちは、織物工房内に残っていた糸を全て布に織り上げて、当てもないまま糸を使ってしまいました。手を動かしていないといられなかったと言います。今後在庫が一枚でも売れていくことが願いです。シサムにも、もうすぐ新商品が到着します。(コロナで空の便も混乱していて、手違いでひと箱アメリカに誤配され、ただ今取り返す手続きの真っ最中です。)
MESHのショールと、現地の紹介をしたコラムをUPしました。ぜひ、そちらもご覧ください。
(写真:入口での検温の様子)
鉄や木の雑貨を作っているノアズアーク。以前から海外からの注文が減っていたところへのコロナ禍で、経営的に厳しい状態です。ノアズアークのある北インドモラダバードでは、3か月の完全ロックダウンの後は、30%の人数でしか工場を開く許可が下りず、9月からようやく感染対策が採れている工場から徐々に100%出勤が許可されていっています。みなが工場に出て来れるよう、様々な感染対策を採りながら仕事を再開しています。
(写真:すみずみまで消毒も念入りに。工場の入口。)
感染対策の一例は、①赤外線での検温は日に2度行い、記録をつける。②接触追跡ができるように行動記録を維持。③敷地に入ってくる入荷品は全て毎日消毒。④マスク、手袋、フェイスシールドといった個人用防具用品(PPE)を提供。
(写真:工場に入荷するものの消毒を徹底)
(写真:木工製品の作業風景。フェイスシールドとマスク、手袋を付けて。)
代表のサミュエルさんからシサム工房に届いた手紙をご紹介します。
「ノアズアークでは、ロックダウン中に誰一人解雇することはなく、給料も満額で支払い続けました。また、他で解雇された何人かの職人を新たに雇い入れられたことを誇りに思います。
ノアズアークの使命は「低所得の職人が貧困のサイクルを断ち切る力を与えること」。これからも”People First”=”何を置いても人を第一に大切に”、とぶれずに行動していきます。
この苦境の中でも、注文を掛け続けることでサポートしてくださるみなさんに心から感謝します。」
ノアズアークの商品は、こちらからご覧ください。
かご雑貨を作ってくれているDEWのあるバングラデシュでもロックダウンが長引き、ローカルマーケットでの販売も、輸出も低迷しています。販売を途切らせないため、ネット販売を始めようと、目下作業を進めています。
シサム工房からの緊急寄付10万円と他からの寄付を使って、以下のことができたと報告がきました。
①オーガニックコットンのマスクを生産者に配布。②感染したオフィススタッフの救援 ③簡易手洗いタンクと石けんの配布 ④村や家の消毒 ⑤手洗いの講習 ⑥オフィス家賃の1か月分の支払い ⑦検品担当スタッフの2か月分の給与の支払い ⑧オンラインストアの開設準備
(写真:ムスリム国バングラデシュでは、女性への講習は女性が行わないと、村の中で摩擦が起こりますので、その辺りも地元NGOならではのさすがの気配り)
DEWの商品は、こちらからご覧ください。
(写真:ロックダウンを掻いくぐってコーヒーの乾燥を敢行!)
SISAM COFFEEを届けてくれているCGNでも、3月17日からのロックダウンで大変不自由な生活に突然入りました。多少の公的支援が住民にあった最初の2か月が過ぎ、あとは自力で生き延びるしかなくなったフィリピンの人たちは、今日も生き残りをかけて必死です。普段なら、この時期、トラックで村々を巡り、コーヒー豆を農家から買い取って、最終乾燥をさせ、豆の選別をして、コンテナに詰めてシサムに出荷という作業を大急ぎでしているはずの時期。山の中の生産者たちも、町で閉じ込められたスタッフたちも、工夫と苦労を重ねて、最良の状態で豆を届けるべく奮闘してくれました。
(写真:フィジカルディスタンスを守りながら営業を続ける市場。FB「Baguio City Yesterday and Today」より)
CGN創設者の反町さんが、とても詳しいコラムを、6つのストーリーに分けて書いてくださいました。
本当に深くて、それでいてちょっとくすっと笑ってしまうような筆致のコラムです。ぜひ、一話ずつ、お楽しみいただければと思います。
SISAM COFFEEの森から 1:「コーヒーの花」
SISAM COFFEEの森から 2:「森と村の本当の豊かさ」
SISAM COFFEEの森から 3:「コーヒー豆選別のリモートワーク」
SISAM COFFEEの森から 4:「最初にコーヒーを植えたのは15年前」
SISAM COFFEEの森から 5:「ローカルコーヒー・オンラインショップ狂騒曲!」
SISAM COFFEEの森から 6:「ロックダウンから5か月。コーヒー農家さんたちの声」
今年も、たくさんの台風が現地を襲い、コンテナ船の出荷も大変でした。すったもんだありましたが、ひとまず日本に向けて、今期の豆がとうとう出航しました!
その辺りも続編のコラムで書いてくださいます。どうぞ、お楽しみにしてください。
SISAM COFFEEのお歳暮や通販はこちらから。
ランプや手編みのつづらなどを届けてくれている、20年来のシサムのパートナーCCAP。国内に点在する24の生産者グループをコロナ禍の中、必死で支え続けています。移動ができず、素材も手に入りにくい中、現地デザイナーと村々の生産者たちとが工夫して、新しい商品もひねり出し、秋冬の新商品カタログを先日リリースするなど、前に進んでいます。シサム工房を含め、各国のパートナーからの寄付を使って、医薬品の他、食料の足しになるようにと、野菜の種やひよこを配布するなど、生産者たちの生活再建のための活動も地道に行っています。
(写真:新しいカタログをなんとか完成させました。)
CCAPの商品コレクションはこちらから。
(写真: バリにあるショップの様子)
世界中の人に人気だった観光地バリで活躍していたミトラバリですが、パンデミック以後、ぱったりと観光客が島からいなくなってしまいました。もともと、お土産産業からひどい扱いをされていた職人たちの保護育成がメインの活動だったミトラバリでは、観光業が崩壊した今、その生産者たちは未曾有の不景気に見舞われています。
海外への輸出や、外からの観光客への販売が頼りだったミトラバリでは、ガレージセールと称して、地元インドネシアの人に向けてスタイリッシュな焼きもののお皿など、大量の在庫を販売してみたところ、思いのほか好評で、今、国内市場に活路を模索している最中です。国内人口が3億人いるではないか!と、今回改めて見直し、首都圏で販売してみたりと新しい可能性にチャレンジしています。
シサム工房には、リサイクルガラスやシルバーを使った美しいアクセサリーを届けてくれています。細かい職人技のアイテムを、ぜひご覧ください。
以上、シサム工房の海外フェアトレードパートナーのその後をご報告いたしました。
シサム工房でも、現地の訪問が全くできなくなり、モノづくりが難しくなってしまいました。
入荷の大幅な遅れによる、販売機会の喪失にも大きなダメージを受けています。
それでも、知恵を絞って前に進もうとし、一番脆弱な生産者を一番に思って活動している現地のパートナーたちのストーリーは、武勇伝そのもので、聞けば聞くほどこちらも頑張らねば!とエネルギーをもらっています。
また、各パートナーの逼迫した事態を受け、シサム工房より「コロナ緊急寄付」を各団体に送金しました。
別途、詳しい内訳やその使い道をお知らせいたします。
皆さまも、日々、不安や不便を感じながらも、新しい工夫ややり方で、日々を乗り切ったり、新しい楽しみを見つけたりもしておられることと思います。
いつもシサム工房やつながるフェアトレード生産者たちを支えてくださり本当にありがとうございます。
フェアトレードが元気であることが、社会をもっと思いやりに満ちたものにすることを信じて、事業を継続することに集中していきたいと思います。
ぜひ、引き続き温かいご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
シサム工房
代表
水野泰平
副代表
人見とも子
10月に挑戦しましたsisam coffee 200kg販売チャレンジ!
コロナで大変になった農家さんたちに、次の注文をしっかり出せるようにと、全社で取り組みました。
結果はなんと…
243kg達成! 生豆の販売を含むと293kg!
皆さま、本当にありがとうございました!
このチャレンジをきっかけに、フェアトレードコーヒーのこと、コーヒー農家さんのことを少しでも知っていただけたことが、何よりも嬉しいです!
引き続き今後も皆さまにsisam coffeeの魅力をお伝えしてまいります。
これからもどうぞよろしくお願いします。
① WebメディアPETALでスローファッションの代表的ブランドとしてシサム工房を紹介
サステナブルで新しいファッションの楽しみ方、「ファッションレンタル」「ドレスレンタル」を手掛けるPETALさんが主催するWebメディアで、「スローファッション」をテーマに特集を組まれ、シサム工房をご紹介いただきました。
「スローファッションとは。」からはじまる特集で、
「スローファッションを代表するレディースブランド6選」として、TOPでご紹介くださいました。
ぜひ、ファッションの持つ新しい可能性と出会いに、サイトを訪問ください。
https://www.petal-woman.jp/slow-fashion
PETAL様 掲載ありがとうございました!
② サステナブルアクションを支えるポータルサイトZenbirdで、直営8店舗を紹介
英語で日本のサステナビリティを体験できるビジネス(宿泊、飲食、ショップ、体験、ブランド)を紹介するポータルサイトZenbird.lifeにシサム工房直営店、8店舗を登録いただきました。
世界中のサステナブルを志向する方々に、シサムが見つけてもらえますように。
https://zenbird.life/lifestyle/sisam-kobo-kyoto-uraderadori-store/
Zenbird様 掲載ありがとうございました!
シサム工房
みなさま、いつもフェアトレードのこと、フェアトレードの生産者のこと、心に留めてくださりありがとうございます。
現地の生産者の状況を、引き続きUPDATE情報としてお伝えして参ります。
3月のコロナ発端期から数か月の様子は、こちらに、まとめております。合わせてご一読くださいませ。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況のインド。
経済崩壊を避けるため、感染状況に合わせ、地域ごとにロックダウンを段階的に解除しつつあります。
シサム工房のパートナーたちが、どんな暮らしを送っているのか、レポートします。
◆◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆
今回は、コロナの渦中のお二人の女性を紹介します。
お二人とも、インド東部のフェアトレードNGO「サシャ」の生産者です。
①サンジュクタ・スワインさんと子どもたち
サンジュクタさんは、15年以上サシャの支援のもとビジネスを続け、とてもうまくいっていた女性でした。
クリエイティブでビジネスのセンスも良い彼女は、ヤシの繊維を使った製品の工場を、なんとまだ10代のころに自分の村で立ち上げ、村の20人もの女性たちに働き口を提供し続けてきました。
しかし、今回のパンデミックで、輸出の注文がぱったりと途絶え、観光客に人気があった地元の市場も閉鎖。一切の売る術を無くしました。
特に観光客の戻りは全く見通しが立たず、影響が長期化しそうです。
夫が家庭を捨て、一人で13歳と5歳の2人の子どもを育てています。
サンジュクタさんの工場で働く女性たちの多くは、彼女と同じように家庭に厳しい事情を抱えています。
インドという圧倒的に男性優位な社会の中で、女性であり、幼い子たちの母であり、家計を支える稼ぎ手である彼女たちのような人々にとって、今回の「大失業時代」に、女性たちは財政的にも精神的にも二重の負荷がのしかかっています。
②モイナ・バルさん
コルカタのミドナプルにあるサシャの縫製グループであるコーラガート経済福祉社会団体(SEWS)で働くモイナ・パルさん。
寝たきりの夫と10代の子供と暮らし、彼女の稼ぎが唯一の生活の糧となっているので、縫製の仕事の他に家でも副業をして生活費の足しにしています。
ロックダウンで工場が閉鎖し、経済活動がストップ。
サシャからの補償金は受け取っているものの、いつ収入が底をつくか分からない状況で、医療費、教育費、家賃の支払いに不安を募らせています。
彼女のように一家の大黒柱でありながら、家族の世話もこなす女性たちにとって、コロナ禍は非常に厳しい状況だと言います。
◆◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆
最後に
その後サシャでは、感染を広げないために「新しい日常」の生活様式を守りながら、徐々に生産を再開しています。
どうぞ、みなさま、お買い物を通してサンジュクタさんやモイナさんの生活再建を応援ください。
この度、シサム工房のオンラインストアがカラーミーショップ大賞の授賞式に招待され、
4万店ひしめく全国のオンラインショップのなかから、なんと【第2位】の優秀賞をいただきました!
まだまだ小さなオンラインストアではありますが、
日々コツコツと進んできたこと、そしてアジア各国、たくさんの生産者の想いがこもった仕事が、このような形で評価をいただけたことを、スタッフ一同、本当に嬉しく思っております。
この春からの約半年間、さまざまな不安が渦巻く日々のなかで、
オンラインストアでは、今まで以上にたくさんのお客様と関わることができました。
そこで感じたことは、つながることが持つ力です。
「どんなお買い物をするのか」
「周りの人たちや、外の世界と、どんな形でつながっていくのか」
皆さんそれぞれが、一つ一つの行動を大切に選択する社会になってきているような気がします。
このコロナ禍で、依然として生産地では深刻な状況が続いています。
私たちにできることは、まだまだあるはずです。
今回の受賞を、また一つの大きなエンジンに変えて
これからも、たくさんの人とつながることができる場所を作る努力を続けていきます。
今回のコンテストで、投票をしていただいた皆様、
そしていつも私たちを応援してくださっている皆様に、
心より感謝申し上げます。
シサム工房 スタッフ一同
シサム工房全社で、只今コーヒーチャレンジを行っています!!
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
\コーヒー農家応援企画・200kg消費チャレンジ/
11/1(日)まで @シサムコウボウ・vote for 全店舗
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
コロナ禍で大変な思いをしている農家さんを応援すべく、
シサムコーヒーを1か月間で、200kg販売することに挑戦します!
そのためには皆さまのお力が必要です。
どうかおいしく飲んで、たのしくギフトしてなどご協力をお願い致します。
SISAM COFFEEのカフェベースが、ついに完成しました!
原材料はもちろん、フィリピンの山岳地帯で丁寧に育てられたSISAM COFFEEの生豆。
そこに同じくフェアトレードのマスコバド糖を掛け合わせました。
甘さ控えめ!爽やかな酸味とすっきりコクのある後味にこだわっています。
SISAM COFFEEはフィリピン北部コーディリエラ地方で環境や伝統を守りながら暮らす小規模農家の人たちを支援するコーヒー。
コーヒーの単一作物ではなく、さまざまな換金作物や樹木と一緒に栽培するアグロフォレストリー(森林農法)で育てられています。
フェアトレードのシサムコーヒーの新たな展開を、お手軽でおいしい一杯で一緒にお祝いください。
詳細・お求めは◆◆こちら◆◆
「シサムコウボウなんばCITY店 8周年 サンクスフェア -Circle- ≪作り手と”わ”になる店内ツアー≫」
おかげさまで、10/5(月)にシサムコウボウなんばCITY店が8周年を迎えます
8周年の感謝の気持ちを込めた、サンクスフェア中に
商品部スタッフがなんばCITY店に出張しフェアトレードの物語を聞いて頂ける「店内ツアー」を開催致します♩
作り手と”わ”になる店内ツアー
10月6日(火)11:00~11:45 (コンダクター:シサム工房オーガニックコットンニットデザイナー)(残席1)
10月6日(火)13:00~13:45 (コンダクター:シサム工房オーガニックコットンニットデザイナー)(好評につき追加枠です)
(満席)
10月7日(水)①13:00~13:45 (コンダクター:シサム工房レディース布帛デザイナー)
10月7日(水)②15:00~15:45 (コンダクター:シサム工房レディース布帛デザイナー)
10月10(土)①11:00~11:45 (コンダクター:シサム工房副代表人見とも子)(残席1)
10月10(土)②13:30~14:15 (コンダクター:シサム工房副代表人見とも子)(満席)
10月10(土)③15:45~16:30 (コンダクター:シサム工房副代表人見とも子)(好評につき追加枠です)
各回定員:4名(ご予約制) 参加費:無料
ご予約・お問い合わせ:
①お電話にて:シサムコウボウなんばCITY店 TEL06-6649-3957
②店頭にて:シサムコウボウなんばCITY店でスタッフまでお問い合わせください。
シサムのフェアトレードアイテムの、デザインのこだわりポイントやどんな風景の中、どんな生産者が手掛けているのか…
また、コロナの影響を大きく受けたフェアトレードの現場で現地NGOや、生産者がどのように道を開いてきているのか。
日々、生産者と直接やりとりをしながら、デザインを手掛けている商品部スタッフがコンダクターになり、店内を一緒に巡りながらお話させて頂くツアーです!
生産地の風景や文化、出張時のエピソードも交えつつなんばのお店に居ながらも、インドやネパールの作り手を訪ねて旅するような…
皆さまとフェアトレードの作り手が、まぁるく繋がるそんな機会になりますように♩
もらう人も つくる人も みんなが 笑顔になれる!
2 スマイルズノベルティの 事例紹介 です!
京都府下で18店舗を展開し、宅配事業も行う 京都生活協同組合様に
販売用バッグとしてキャンバスバッグ(巾着カバー付)をご採用いただきました!
今回は京都生協様とシサムのコラボ商品として、両者のロゴマークとともに ” LET FAIR TRADE ROCK! ” のデザインがあしらわれています。
本体はオーガニックコットンのキャンバス生地。取っ手部分はお洋服の余り生地を活用したエコ商品でもあります。
コラボ商品の詳細やお取り扱い店舗はこちら↓
https://business.form-mailer.jp/lp/bc438158124946
シサム工房の2 スマイルズノベルティにご関心のある方はこちら↓
https://sisam.jp/2smiles-novelty/
シサム工房
アズマ
9月21日22日に関西でおなじみのFM COCOLOさんで、SDGsを特集した番組があり
そこで、シサムを丁寧に紹介いただきました。
SDGsの一つ目のゴール「貧困をなくす」のトークで、フェアトレードショップを展開している
シサム工房を紹介したい!と仰ってくださり実現しました。
プレゼント協力で、フェアトレードのコーヒー 「SISAM COFFEE」を
提供させていただきました。
さっそく、お店にご来店されたお客様からラジオ聴いて来ました!など、反響が伝わってきています。
FM COCOLO様 ありがとうございました。
シサム工房
この秋も東京ビッグサイトで開催されるギフトショーに出展致します。
毎年、春と秋に出展している卸販売の取引先様向け展示会です。
2020AWコレクションや 定番雑貨、2 smiles novelty等を展示します。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
↑ 前回のギフトショーの様子
◆東京インターナショナルギフトショー秋2020
2020年10月7日(水)10:00~18:00
2020年10月8日(木)10:00~18:00
2020年10月9日(金)10:00~17:00
東京ビッグサイト 西展示棟4階 ブース番号:西4W-05
東京都江東区有明3-11-1
ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」より徒歩1分
アクセス
https://www.bigsight.jp/visitor/access/
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
シサム工房
販売促進に関する展示会のサステナブルエリアに今回も出展します。 シサム工房は「フェアトレードノベルティ」を展示します。 ◆ プレミアム・インセンティブショー<予約制> 2020年9月9日(水)10:00~18:00 2020年9月10日(木)10:00~18:00 2020年9月11日(金)10:00~17:00 池袋サンシャインシティ文化会館 3階 東京都豊島区東池袋 3-1-4 (地図) JR池袋駅から徒歩8分 出展品は2 smiles novelty(フェアトレードノベルティ)のみとなります。 シーズン品や雑貨はございませんのでご注意ください。 感染症対策のため、事前予約制となっております。 ご参加いただける方は以下のページよりお申込みください。 https://www.pishow.com/visit/ お問い合わせ先 TEL:075-712-2336 e-mail: oroshi*sisam.jp (*を@に替えてください) 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 シサム工房
「SISAM gallery @ KYOTO URADERA」
pokipcee 「旅するインド」
インドでオリジナルの商品を作っているpokipcee(ポキプシー)が、今年も京都・裏寺通り店にやってきます。
ビンテージのシルクサリーやラリーキルトから作った1点物のお洋服やバッグなど、個性的だけどエスニック過ぎない、素敵なアイテムがたくさん届きます。
展示場所:シサムコウボウ 京都・裏寺通り店 ギャラリースペース
開催期間:2020/9/8 (火)~22(火) 11:30~20:00(最終日は18:00まで)
この秋冬を彩る、新しい衣服たちが届きました。
インド、ネパールなどアジア諸国の作り手が生み出した品々。
約160アイテムほどある品々に
今回のテーマとして込めた言葉は、「Calm&Relax」です。
特に、今回のコレクションは、ロックダウンでがんじがらめになった中で、
アジアのフェアトレードパートナーたちが、苦労と工夫を重ねて作ってくれたものばかり。
こうして皆さまにご紹介できるのは、
掛け値なしの「感無量」です。
どうぞ、コレクションの素敵な紹介コラムが書きあがりましたので、
続きをご覧ください。>>こちら<<
シサム工房
人見とも子
一冊丸ごと「SDGs」特集の第4弾となるFRaU最新号(7/29発売)では
「日本からはじまる、SDGs」をテーマに、
いま置かれている環境で、何をすべきか模索しながら行動している人たち、
その取り組みがクローズアップされました。
その86ページに、シサム工房の京都本店が紹介されました。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74458
ぜひ、書店などでお求めください。SDGsにおしゃれに出会えますよ。
FRaUさんありがとうございました!
シサム工房
全国57店のフェアトレードショップと取り組んだ、クラウドファンディングについて、
京都市が発行する「きょうと市民しんぶん」にてご紹介いただきました。
シサム工房が、本社を置く京都市で、こうして公的な紙面に載せていただけることを改めて感謝しております。
今回のフェアトレードショップの取り組みを、イラスト漫画でまとめてくださり
京都市内全域の各戸に配布されます。
フェアトレードのお買い物で、途上国の生産者さんたちを応援できることを、たくさんの方に知っていただければと思います。
京都市さん、心よりありがとうございました。
シサム工房
人見とも子