2000年、国連総会は毎年6月20日を「世界難民の日(World Refugee Day)」と定めました。
この日は、世界各地で命の危険から逃れ、難民となった人々に思いを寄せるとともに、国連機関やNGOによる支援活動への理解と連帯を深める日です。
2022年2月のウクライナ危機をはじめ、近年各地で新たな紛争や迫害が続いており、難民・避難民の数は増え続けています。
いまや、その数は1億人を超え、世界人口の1%以上にのぼっています。
日本にも、毎年平均7,000人を超える難民申請者がいますが、難民として認定される割合は1%未満。
これはイギリス(56.56%)やカナダ(55.38%)などに比べて、極めて低い数値です。背景には制度の壁や運用上の課題があり、現在は「入管法改正」の動向にも注目が集まっています。
シサム工房は、「思いやりに満ちた社会」を目指して、日々の買いものを通じた共感と行動を大切にしてきました。
地球のどこかで今も「居場所」を求める声に耳を傾けながら、私たちにできることを考えるきっかけになれば幸いです。
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