~日本は118位。私たちにできることは?~
🌏2025年版「ジェンダーギャップ報告書」が、世界経済フォーラム(WEF)より発表されました。
報告書では、教育・健康・経済・政治の4分野における男女平等の達成度が数値化され、世界各国の状況が明らかにされています。
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今年の日本の順位は、148カ国中118位(前年と同じ)。
経済分野では女性の労働参加率などの改善により前進が見られた一方、政治分野では大きく後退。
女性閣僚の数が減少したことが影響したと考えられています。
世界全体でも依然として**政治(22.9%)と経済(61.0%)**の分野でのジェンダー格差が課題とされています。
このままのペースでは、完全な平等の実現には123年かかると試算しています。
🧵 シサム工房がフェアトレードを通して目指すこと
私たちシサム工房は、創業以来、フェアトレードを通して「人にも地球にもやさしい」ものづくりを続けてきました。
そして、フェアトレードを通じて、生産者である女性たちが声を出し、経済を回し、地域を支える担い手となっています。
ものを作る「誰か」に光を当てること。
声を届けにくい「誰か」に耳を傾けること。
日々の買いものを「誰か」と未来をつなぐ選択に変えること。
それこそが、私たちが考える**“ビジネスを通じた社会変革”**です。
📣 私たちにできること
今回の報告書をきっかけに、日本の現状を見つめ直すと同時に、
社会のあり方を「買いもの」で選びなおすフェアトレードの視点が、ますます重要になっていると感じます。
自給自足でない限り、毎日なにかしらの買い物の選択がある。
その毎日の選択が、遠くの誰かと未来をつなぐ。
そんな社会の実現に向けて、私たちはこれからもフェアトレードの現場とともに歩み続けます。
みなさんも社会を変える力を持つフェアトレードを生活に取り入れてくださるとうれしいです。