こんにちは。

『FAIRTRADE BOOKSTORE』担当のウシジマです。

 

今年は、恵文社 一条寺店様に選書していただいた、

とっておきのタイトルが並んでいます。

今回は、その中から3冊ピックアップしてご紹介いたします。

 

 

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恵文社×sisam fairtrade book store

5/1(日)~5/30(月)

@シサムコウボウ・vote for店舗

オンラインストアでも販売予定!

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※枚方T-SITE店のみラインナップが異なります。

 

コーヒーを飲んで学校を建てよう

『コーヒーを飲んで学校を建てよう~キリマンジャロ・フェアトレードの村をたずねる~』
ふしはらのじこ 文・絵 / 辻村英之 監修

国際価格で決まる珈琲豆の価格の下落により、それまでの教育や医療を支えられなくなったアフリカのタンザニア、ルカニ村の人々と「日本の友人たち」との交流と支援。絵本作家ふしはらのじこさんは、産地訪問ツアーとして当地を訪れその暮らしぶりや交流を描きながら、私たちが何を食べるか何を買うかの選択を真剣に考えることが遠い隣人たちの生活を支えることを、子どもたちにも分かりやすい絵本というフォーマットでリアルに伝えます。食べ物を通してつながる世界の人々と実際に知り合うとき、その生活を本を開いてすぐそばに想像するとき、フェアトレードという仕組みは私たちの身近な選択を変えていくことでしょう。
(コメント:恵文社一乗寺店 様)

 

スモール イズ ビューティフル

『スモール イズ ビューティフル ~人間中心の経済学~』
E・F・シューマッハー 著
小島 慶三,酒井 懋 訳

「まず問題の本質をよく見きわめて、新しい生産方法と消費生活による新しい生活様式を作りだすよう模索すべきである。この生活様式の目標は永続性である。」

1973年に経済学者シューマッハーが鳴らした警鐘は、当時の石油危機だけではなく、資本主義システムがもたらす格差、原子力をはじめとするエネルギー問題、温暖化による気候危機やパンデミックなど、現代においてより加速する危機への警句として響きます。経済至上主義によりないがしろにされてきた自然という資源や人間の自由や尊厳、創造性をいかにして回復するか。中間技術、仏教経済学、人間の顔を持った技術、etc…その哲学と処方箋は褪せることなく人間社会のより倫理的なありようを読者に問いかけます。
(コメント:恵文社一乗寺店 様)

 

SETTLEMENTS

『SETTLEMENTS』
デイヴィッド・スペロ 写真

イギリスにおいて、自然環境への負荷の少ない生きかたを追求し、自分たちの手で建てた小屋暮らしを実践する少数のコミューンや個人を写した大判の写真集。独自の住居、インフラ設備、コミュニティの様子を写し取りながら、環境問題や健康、生計などを左右する現代の消費社会への問いかけと、未来に向けたオルタナティブな生きかたの可能性を提示しています。小屋住居のタイポロジー、共同体の在りかた、自然との共生、室内空間学。特定のメッセージに収斂することなく、美しく朗らかな光と色彩で捉えられた写真群から様々な文脈を受け取ることができる作品集です。
(コメント:恵文社一乗寺店 様)

 

以上、今回は3冊を恵文社様の選書コメントともにご紹介いたしました。

絵本、文庫、写真集…

様々な切り口で選書された、期間限定の『FAIRTRADE BOOKSTORE』 。

この機会に、ぜひ手に取ってご覧ください。

 

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恵文社×sisam fairtrade book store

5/1(日)~5/30(月)

@シサムコウボウ・vote for店舗

オンラインストアでも販売予定!

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※枚方T-SITE店のみラインナップが異なります。