皆さま、こんにちは!

京都本店のフジタです。

 

突然ですが、

最近では本当に様々なところで「SDGs」という言葉を

目にするようになってきましたね。

お店のポスター、電車の広告、テレビのCMなど…

SDGsの17の目標の中に

「陸の豊かさも守ろう」というものがあります。

 

 

その目標達成に繋がるアイテムが届きましたので

今日はそれに触れながらすこしお話しをさせて頂きます。

 

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持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは…

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として、

2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

( 外務省 ホームページより )

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■ 生きた証も、そのまま愛でる ■

 

環境負荷が少ないとされる、ジビエレザー。

今回届いたのは、しなやかな鹿・丈夫な猪の革を使った財布や革小物。

富山県の高田工芸さんが手がけています。

 

害獣として駆除されるものや、

害獣対策で食肉用として利用される動物の皮が活用されています。

野を駆け回る野生動物を捕獲してつくられる革は、

野生の中で生きた証として傷や色むらなどが多くみられ、

個体差があり、

それぞれの特徴を活かして作られています。

 

人々の生活を守るための駆除だと考えれば

鳥獣の皮はただの廃棄物になってしまいますが、

命を無駄にせず皮を加工することで、

社会に循環させようという活動が少しずつ広がり始めています。

 

 

こちらは鹿の革を使った長財布。

ふわふわしなやかな革は、思わずすりすり触ってしまいたくなるほど。

この他にも、三つ折り財布やカードケース、キーケースがあります。

 

■ 自然のなかで育まれた実り ■

 

 

青々と緑が生い茂るフィリピンのルソン島北部・コーディリエラ地方。

この山々のなかで、シサムコーヒーは栽培されています。

活動しているのは

「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」という環境NGO。

 

かつて自給自足だったこの地方にも、市場経済の波が押し寄せ、

村人たちは現金収入が必要な暮らしへと急激に飲み込まれていきました。

木々を伐採し、換金野菜を植えようとした村々では、

山が荒れ、水源が涸れ、最後には売るための野菜も育てられない、

という苦境に陥りました。

 

これ以上森林破壊が進まないよう、CGNが導入したのが、

山を守りながら人々の生活向上を目指す「アグロフォレストリー(森林農法)」。

木を切ることなく、自然の木々に混じって、

コーヒーなど様々な換金作物を一緒に育てることで、

限られた土地から複合的に現金収入を得、森も守ることのできる画期的な農法です。

シサムコーヒーもこの森林農法で、

農薬や化学肥料を使うことなく山の木々と共に育てられています。

 

 

コーヒーの生産地について、コラムでもご紹介しています → ■■■■

 

■ 人、動物、地球 すべてに優しく気持ちいい一着を ■

 

 

安心、安全で心地いいお洋服を。

シサムのオーガニックコットンシリーズは、

農薬や化学肥料によって、土壌や作物、人の生活が汚染されることなく、

オーガニック農法で、安全に、かつ利益を確保しながら

すべてにとって優しいものづくりを行っています。

 

また、「飢えない農業」を推進するため、

年中なにかしらの食べ物の収穫があるようにと、

多種多様な作物をコットンと並行して有機栽培しています。

 

 

( 身長 : 164cm )

ワンピース : OCN オーガニックコットン サイドスリットニットOP

ボトムス : CH Neem フレアタックSK

 

今年の冬もなめらかふわふわのコットンニットが欠かせません。

大きくざっくりと入ったスリットのおかげで、

動きやすさと、おしゃれさを両立させています。

 

いかがでしたか?

大きな問題をすぐに解決することは難しくても、

ひとつずつ無理のないところから。

地球に暮らす他者と、自分のために心地良い選択を

楽しみながらして頂けると嬉しいです。

 

京都本店 フジタ